「受信料を払わなくてもいいテレビ」としてチューナーレステレビが人気を集めています。
・テレビ離れ
余暇の過ごし方が多様化し、TV番組への関心が減った。
・受信料対策
月1000円以上の料金が「高い」と感じる人が増えた。
・動画配信サービスの普及
低価格でいつでも好きな動画を選べるサービスが普及した。
筆者もTVアンテナを撤去し、3年ほどTV番組を見ない生活をしています。
チューナーレステレビは若年層を中心に「TV番組は見ないが、他の映像コンテンツは利用したい」と考える人が増えために普及しています。
そんな昨今、チューナーレステレビの購入前に検討していただきたいのが、プロジェクターという選択肢です。
なぜならば、プロジェクターはチューナーレステレビと同じように受信料を払う必要のない機器です。さらに、プロジェクターの大画面は、動画コンテンツの魅力を最大限引き出し、毎日に驚きや感動をプラスしてくれます。
実際僕は50インチのモニターと120インチのプロジェクターを持ってるけど、映像コンテンツをみるときは、プロジェクターを使うことがかなり多いよ。
本記事では、「チューナーレステレビ」と「ホームプロジェクター」両方を所有している筆者が、ホームプロジェクターを推す理由を紹介します。
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チューナーレステレビとプロジェクターの比較
まず、チューナレステレビとプロジェクターの特徴を比較してみます。
チューナーレステレビの特徴
チューナーレステレビにはテレビチューナーの代わりにAndroid TVなどのソフト(OS)が組み込まれています。
・テレビ放送を受信できないので、NHK受信料を支払う必要がない。
・Android等の動画を楽しむためのOSが内蔵されている。
(ただのPCモニターとはここが違う)
・チューナー内蔵テレビより安価な傾向がある
TVが見れない代わりに、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどの「動画配信サービスを楽しむことに特化したモニター」ということになります。
ちなみに、普通のモニターとAmazonのFire TV Stick等のストリーミングデバイスの組み合わでも同じ役割を果たすことができます。
プロジェクターの特徴
プロジェクターでは基本的にチューナーレステレビと同じ動画コンテンツが視聴できます。
アンドロイド OSを内蔵しているモデルはそのまま動画配信アプリを利用でき、非内蔵モデルはFireTVStick等のデバイスを外付けすることでアプリが使用できます。
チューナーレステレビとの大きな違いは以下の3点です。
・大画面を投影可能
100インチ超も簡単。映像作品のエンタメ性を引きだす。
・部屋を暗くする必要がある
明るい部屋では映像がぼやけるのが弱点です。
・スクリーン(または壁)が必要
映像を映すためのスクリーンもしくは壁が必要。
部屋を暗くしないといけないので、ご飯を食べたり作業をしながらの「ながら見」には向きません。
一方で、時間にメリハリをつけ集中して大迫力の映像を楽しみたい人にはお勧めです。
チューナーレステレビよりプロジェクターがおすすめの理由
プロジェクターとチューナーレステレビを比較する上で考えていただきたいのが、スマホ(PC/タブレット)の存在です。誰もがスマホを持っている今は、映像機器は「スマホとどう使い分けできるか」を検討すべきです。
例えば、チューナーレステレビの具体的な利用例を考えてみます。
✔︎YouTube ✔︎映画 ✔︎ドラマ ✔︎音楽ライブ ✔︎アニメ ✔︎スポーツ
上記がチューナーレステレビで見られるコンテンツですが、これらは全てスマホでも見れます。
もしあなたがスマホ・チューナーレステレビ・プロジェクターの全てを所有していたとして、様々な動画コンテンツを「どの機器でみたいか」一緒に想像してみましょう。
■YouTubeで動画をみながら料理する
スマホ!
■YouTubeで朝のニュースをみる
スマホ!
■Netflixで映画をみる
プロジェクター!
■海外ドラマをみる
プロジェクター!
日常系なら、チューナーレステレビでもいいかも
■好きなアーティストのライブ映像を楽しむ
プロジェクター
■スポーツの試合をみる
プロジェクター
■好きなアニメをみる
プロジェクター
ほのぼの系なら、チューナーレステレビでもいいかも
いかがでしょうか。
個人差はあると思いますが、情報を得たい場合は気楽に使える「スマホ」が1番の選択肢に。エンタメ性を引き出したい場合は大迫力の「プロジェクター」が1番の選択肢になりやすいと思います。
スマホやプロジェクターと比べると、突出した強みのないチューナーレステレビはやや中途半端な印象。
スマホ/PC/タブレットを持ってる前提では、エンタメ方向に振り切ったプロジェクターは魅力のある機器であると筆者は考えています。
まとめ
本記事では筆者がチューナーレステレビよりもプロジェクターを推す理由を紹介しました。
結論としては、誰もがスマホを持っている現代では、[スマホ+チューナーレステレビ]よりも[スマホ+プロジェクター]の組み合わせが、あらゆる映像コンテンツの魅力を引き出せる組み合わせだと思います。
もちろん人による好みはあるので、「自分に合っているのはどっちか」具体的にイメージしてみると良いでしょう。
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