【HDR対応の格安機】ETOE プロジェクター E3 Proを徹底レビュー【NETFLIX認定機】

机の上のE3 Pro

プロジェクターの低価格化が進み、簡単にフルHDの映像を楽しめるようになりました。しかし、格安機の中でも1万円位の機種は、彩度や光量が不足していて、買ってから後悔することも多いです。

そこで後悔したくない人におすすめしたい、低価格帯の高画質プロジェクターがETOE E3 Proです。

E3 PROの特徴
  • フルHD/600ANSI/HDR10対応の高画質
  • Android TV搭載
  • 10W×2の大音量
  • 自動フォーカス&自動台形補正

と、実勢価格3万円台とは思えない機能で、コスパに優れる機種です。

本記事では、そんなETOE E3 Proを徹底的にレビューしていきますので、ぜひプロジェクター選びの参考にしてください。

目次

ETOEは中国深センのメーカー

中国の街並み
ETOEとは
  • 中国深センのプロジェクターメーカー
  • Android TVを搭載した世界初のプロジェクターを開発
  • 主に5万円以下の低価格帯のプロジェクターを製造
  • 日本語の公式サイトがあり、問い合わせ等のサポートが充実

公式HPの情報をもとに執筆

Android TV搭載型のプロジェクターを発売した世界初のメーカーなので、技術力は高そうです。

ジェクタ

公式HPから日本語で問い合わせも可能で、サポートが充実しています

ETOE E3 Proのスペック

カラー:ブラック/ホワイト
税込価格※:43,999円
出力解像度:フルHD(1920×1080p)
HDR10:対応
明るさ:600ANSIルーメン
投影方式:LCD方式
フォーカス:オート
台形補正
:水平垂直オート
100インチ投影距離:270cm
スピーカー:10W×2
騒音:30dB以下
入力:USB、HDMI、DC
出力:3.5mmAUX
OS:Android TV 11.0
Wifi:2.4/5GHz
Bluetooth:5.1
重さ:2.72kg
サイズ:21×13.5×16.8cm
※2024年5月1日地点のAmazonでの価格です

ETOE E3 Proの本体と付属品

ブラック/ホワイトのうち、今回はブラックを購入。

E3 Pro 正面

ペットボトルと比べると、このようなサイズ感です。

背面にはHDMI、USB、イヤホンジャックに、赤外線センサー。

E3 Pro背面

カバーを開けると、AndroidのTV BOXがあります。

上面には電源と操作ボタン。

そして底面には滑り止めのゴムと、三脚用のネジ穴があります。

電源アダプターとリモコン。

ジェクタ

アダプターが少し大きいのは気になりました

収納、持ち運びに便利なポータブルバッグも付いてきました。

実際の音と映像

スクリーンに100インチの映像を投影しました。ぜひ画質と音質を確認してみてください。

ジェクタ

5万円以下の機種では、最高峰の映像!

ETOE E3 Proの画質をレビュー

100インチの映像で、以下の3つのポイントを確認。

  • 明るさ
  • 色味
  • 解像度
ジェクタ

写真をタップで拡大できます

少し明るい部屋でも見られる明るさ

とても明るい部屋

とても明るい部屋

E3 Proの映像

少し明るい部屋

少し明るい部屋

E3 Proの映像

暗室

暗室

E3 Proの映像

600ANSIルーメンの明るさなので、昼間でもカーテンを閉めれば映像を楽しめますよ。

色味は少し青っぽい

元画像

色見本

E3 Pro

元画像

E3 Pro

映像はきれいですが、元画像と比べると色は少し青っぽい印象。彩度は最上位の機種には劣るように感じました。

画面角は少し画質が低下

フルHDなので、文字の輪郭ははっきりしていて視認性は良好。

投影が難しい画面角は若干光量が低下していますが、実用上機になるレベルではないでしょう。

HDR10搭載で、明暗の表現に優れる

HDR10の効果

ETOE E3 ProはHDR10対応のため 黒や白が「ベタ塗り」とならず繊細に明暗を表現できます。暗いシーンでも視認性が高く、美しい映像を表現できますよ。

ETOE E3 Proは音も良い

10W×2のスピーカーの音量は十分。

低音の迫力が不足しているものの、中高音はクリアで聞き取りやすく、映画やゲームを十分に楽しめますよ。

ETOE E3 Proの使用感をレビュー

起動時間は37秒

40秒を切る起動時間は、OS内蔵プロジェクターとしては早い方です。

自動フォーカス、台形補正が便利

自動の台形補正とフォーカスが便利。

手動のフォーカスは面倒なので、この機能は本当にありがたいです。

打ち込み角度が0度で、台か三脚必須

E3 Proは打ち込み角度が0度なので、床置きだと映像の下側が切れてしまいます。

そのため、高さのある台や三脚を用意して、目線の高さまで映像を上げないといけません。

ジェクタ

ここは少し残念なポイント
床置きで使えるように、打ち込み角度が欲しかった・・・

排気ファンの音は静か

Amazonの製品ページによると、騒音は30dB以下です。

据え置ききの中でも静かな方で、映画を見ている間、騒音は気になりませんでしたよ。

リモコンの操作性が良い

リモコンの反応速度は高速で、特に文句がありません。

また音声操作ができるので、YouTubeなどの検索も楽々ですよ。

Android TVの使い勝手は良い

中華プロジェクターのOSは使いにくいものもありますが、本機のAndroid TVは主要な動画配信サービスが利用可能で、操作性も良好。

Netflixは公式認証を受けていて、安心して見られます。

◯ゲームは快適に操作可能

大画面でゲームの世界に没入できます。

Nintendo Switchでゲームをプレイしましたが、ボタン入力の反応速度は良好で、60HzのPCモニターと比較しても入力遅延はほとんどありませんでした。

ETOE E3 Proのメリットデメリットまとめ

メリット
デメリット
  • フルHD、HDR対応の美しい映像
  • 音がきれい
  • 台形補正とフォーカスが自動
  • Android TVの操作性が良い
  • 価格がお手頃
  • 位置合わせに台か三脚必須
  • ACアダプターが大きい

HDR10対応の本機は、5万円以上の機種に迫る映像を楽しめる、コスパの良い機種です。

また映像だけでなく、デュアルスピーカー搭載の音、自動画面調整など、嬉しい機能が盛りだくさん。

ジェクタ

安く、美しい映像を楽しみたい方におすすめできる製品でした

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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