【ファブリック素材でオシャレ】ONOAYO AY2Pro【格安プロジェクターを徹底レビュー】

机の上のAY2Pro

プロジェクターオタクの筆者はAmazonのランキングを日々チェックしていますが、最近見つけたユニークなプロジェクターが、ONOAYO AY2Pro。

ジェクタ

おしゃれなファブリックボディが目を引きました

今回は2024年に発売されて以降、Amazonのランキング上位にいる本機をレビューしていきます。

結論としては、ONOAYO AY2Proは低価格でフルHDの映像を楽しめる、コスパの高い機種でした。スリングを使っての「引っ掛け収納」は本機以外ではなかなかできない一芸で、ユニークな特徴を持っています。

目次

ONOAYO AY2Proの性能

ONOAYOAY2Proを棚に飾る
型番:AY2Pro
税込価格:25,999円
出力解像度:フルHD(1920×1080p)
明るさ:20000ルーメン
光源:LED
台形補正:垂直±50%
スピーカー:3W×2
入力:USB、HDMI
出力:3.5mmAUX
Wifi:2.4/5GHz
Bluetooth:5.2
重さ:1.1kg
サイズ:13×11×17cm

ONOAYO AY2Proの本体と付属品を確認

箱はこのような感じ。

プロミ

ギフトとしてもらったら嬉しい見た目ね

AY2Proの箱

ファブリック素材のボディはおしゃれです。

AY2Pro正面

背面には、USB、HDMI端子、3.5mmオーディオジャックと、リモコンセンサー。

AY2Pro背面

側面には運搬に便利なスリング付き。

AY2Pro側面

上面には電源ボタン。

AY2Pro上面

底面には三脚用のネジ穴。

AY2Pro底面

リモコン、取扱説明書、HDMIケーブル、電源ケーブル、ショルダーベルト

AY2Proの付属品

実際の映像

スクリーンに100インチのサイズの映像を投影してみました。ぜひ画質と音質を確認してみてください。

ジェクタ

1万円にしては、なかなかいい画質です!

ONOAYO AY2Proの画質を評価

100インチの映像で、以下の3つのポイントを確認。

  • 明るさ
  • 色味
  • 解像度
ジェクタ

写真をタップで拡大できます

多少明るい部屋でも見られる明るさ

とても明るい部屋

とても明るい部屋

AY2Proの映像

AY2 Pro明るい部屋での映像

少し明るい部屋

少し明るい部屋

AY2Proの映像

AY2 Pro少し明るい部屋での映像

暗室

暗室

AY2Proの映像

AY2 Pro暗い部屋での映像

20,000ルーメンというのは、光源の明るさなので実際の映像の明るさを表すものではないので注意。

実際の映像はというと、そこそこの明るさで、

・夜間は100インチで問題なし
・昼間はカーテンを閉めればOK

という感じで、問題なく使えそうです。

色味は少し暗い

元画像

色見本

AY2Pro

AY2 Proで写した13色のカラー

元画像

AY2Pro

AY2 Proで映したフルーツ達

元画像と比べると色は少し暗い印象ですが、この価格帯の中では鮮やかな色合いでしょう。

角の文字はピントが若干ボケる

ONOAYO AY2Proの解像度の確認

フルHDなので、文字は解像度が高く、視認性が良いです。

画面角はピンボケ気味ですが、気になるほどではなくコスパ満足度は高い映像です。

ONOAYO AY2Proの音質を確認

ONOAYO AY2Proの音質

3W×2のスピーカーは音量が十分です。

音はノイズを感じないものの、少しこもり気味に聞こえるのが気になるところ。Bluetooth機能を搭載しているため、音質を向上させたい場合は、外付けスピーカーを使うと良いでしょう。

ONOAYO AY2Proの使用感を確認

スリング付きで引っ掛け収納可能

AY2Proを引っ掛けて収納する

AY2Proのスリングは、持ち運びはもちろん、収納にも便利。

フックなどへの「ひっかけ収納」ならば、棚に置くより場所をとりません。

また、ファブリック素材の本体は、帽子や服などの布製品との調和感が高いので、一緒にぶら下げると見た目もおしゃれですよ。

起動時間は23秒で高速

AY2Proの起動時間

OSを搭載していないので、起動時間が高速でストレスなし。

垂直台形補正機能と電動フォーカスでセットアップが楽

AY2Proの電動フォーカス機能

画面調整が全て電動で行えます。

フォーカスリングの手動調整より、楽で正確ですよ。

排気ファンの音は静か

AY2Pronの排気口

排気ファンの音は非常に静かで、映画を見ている間全く気になりませんでした。

スマホミラーリングは簡単

AY2Proでスマホミラーリング

本体とスマホを同じWifiに接続することで、ミラーリングが可能です。

YouTubeを見たり、写真を共有したり、スマホゲームを大画面に移したりと、色んな使い方ができますよ。

ゲームは快適

AY2Proでゲーム

ゲーム機とHDMIケーブルを接続するだけで、大画面でゲームをプレイ可能。

映画と同様にゲームも、大画面では没入感が段違いですよ。

Nintendo Switchでゲームをプレイしましたが、ボタン入力の反応速度は良好で、60HzのPCモニターと比較しても入力遅延はほとんどありませんでした。

OSは非搭載

本機はAndroidなどのOSは非搭載です。よって映像を楽しむためには、外付けでBDプレイヤーや、Amazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスが必要になります。

\Amazon Fire TV Stick/

もし、プロジェクターの予算を5000円程プラスすれば、Android TVつきで、更に画質の良いプロジェクターを選ぶこともできます。おすすめは、こちらでレビューしたWIMIUS P63です。

\Android付き格安プロジェクター/

ONOAYO AY2Proのメリットデメリットまとめ

AY2Proで映像を映す
良い点
悪い点
  • 安い
  • スリング搭載
  • ファブリック素材で親しみのあるデザイン
  • 20000ルーメン、フルHDの映像
  • 画面角のピントが甘い
  • OS非搭載

ファブリック素材は手触りが良く、部屋のインテリアにもよく馴染みます。スリング付きプロジェクターはありそうでなかった発想で、収納や持ち運びに重宝しますね。

画質は高額機種には及ばないものの、2024年発売の最新機だけあって価格の割にとても綺麗な映像でした

ジェクタ

映画、ゲーム、YouTubeなどをテレビより大きな画面で楽しめます

本体だけでなく、箱もデザインが良いので、プレゼントとしてもおすすめですよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

目次