プロジェクターオタクの筆者は新商品を毎日チェックしていますが、最近見つけたユニークなプロジェクターが、ONOAYO AY2Pro。
おしゃれなファブリックボディが目を引きました
気になったので、即購入アンドレビューを行なっていきますよ。
結論としては、ONOAYO AY2Proは低価格でフルHDの映像を楽しめる、コスパの高い機種でした。スリングを使っての「引っ掛け収納」は本機以外ではなかなかできない一芸で、ユニークな特徴を持っています。
ONOAYO AY2Proの性能
型番:AY2Pro 税込価格※:25,999円 出力解像度:フルHD(1920×1080p) 明るさ:20000ルーメン 光源:LED 台形補正:垂直±50% スピーカー:3W×2 入力:USB、HDMI 出力:3.5mmAUX Wifi:2.4/5GHz Bluetooth:5.2 重さ:1.1kg サイズ:13×11×17cm |
ONOAYO AY2Proの本体と付属品を確認
箱はこのような感じ。
ギフトとしてもらったら嬉しい見た目ね
ファブリック素材のボディはおしゃれです。
背面には、USB、HDMI端子、3.5mmオーディオジャックと、リモコンセンサー。
側面には運搬に便利なスリング付き。
上面には電源ボタン。
底面には三脚用のネジ穴。
リモコン、取扱説明書、HDMIケーブル、電源ケーブル、ショルダーベルト
実際の映像
スクリーンに100インチのサイズの映像を投影してみました。ぜひ画質と音質を確認してみてください。
1万円にしては、なかなかいい画質です!
ONOAYO AY2Proの画質を評価
100インチの映像で、以下の3つのポイントを確認。
- 明るさ
- 色味
- 解像度
写真をタップで拡大できます
多少明るい部屋でも見られる明るさ
とても明るい部屋
AY2Proの映像
少し明るい部屋
AY2Proの映像
暗室
AY2Proの映像
20,000ルーメンというのは、光源の明るさなので実際の映像の明るさを表すものではないので注意。
実際の映像はというと、そこそこの明るさで、
・夜間は100インチで問題なし
・昼間はカーテンを閉めればOK
という感じで、問題なく使えそうです。
色味は少し暗い
元画像
AY2Pro
元画像
AY2Pro
元画像と比べると色は少し暗い印象ですが、この価格帯の中では鮮やかな色合いでしょう。
角の文字はピントが若干ボケる
フルHDなので、文字は解像度が高く、視認性が良いです。
画面角はピンボケ気味ですが、気になるほどではなくコスパ満足度は高い映像です。
ONOAYO AY2Proの音質を確認
3W×2のスピーカーは音量が十分です。
音はノイズを感じないものの、少しこもり気味に聞こえるのが気になるところ。Bluetooth機能を搭載しているため、音質を向上させたい場合は、外付けスピーカーを使うと良いでしょう。
ONOAYO AY2Proの使用感を確認
◯スリング付きで引っ掛け収納可能
AY2Proのスリングは、持ち運びはもちろん、収納にも便利。
フックなどへの「ひっかけ収納」ならば、棚に置くより場所をとりません。
また、ファブリック素材の本体は、帽子や服などの布製品との調和感が高いので、一緒にぶら下げると見た目もおしゃれですよ。
◯起動時間は23秒で高速
OSを搭載していないので、起動時間が高速でストレスなし。
◯垂直台形補正機能と電動フォーカスでセットアップが楽
画面調整が全て電動で行えます。
フォーカスリングの手動調整より、楽で正確ですよ。
◯排気ファンの音は静か
排気ファンの音は非常に静かで、映画を見ている間全く気になりませんでした。
◯スマホミラーリングは簡単
本体とスマホを同じWifiに接続することで、ミラーリングが可能です。
YouTubeを見たり、写真を共有したり、スマホゲームを大画面に移したりと、色んな使い方ができますよ。
◯ゲームは快適
ゲーム機とHDMIケーブルを接続するだけで、大画面でゲームをプレイ可能。
映画と同様にゲームも、大画面では没入感が段違いですよ。
Nintendo Switchでゲームをプレイしましたが、ボタン入力の反応速度は良好で、60HzのPCモニターと比較しても入力遅延はほとんどありませんでした。
△OSは非搭載
本機はAndroidなどのOSは非搭載です。よって映像を楽しむためには、外付けでBDプレイヤーや、Amazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスが必要になります。
\Amazon Fire TV Stick/
もし、プロジェクターの予算を5000円程プラスすれば、Android TVつきで、更に画質の良いプロジェクターを選ぶこともできます。おすすめは、こちらでレビューしたWIMIUS P63です。
\Android付き格安プロジェクター/
ONOAYO AY2Proのメリットデメリットまとめ
ファブリック素材は手触りが良く、部屋のインテリアにもよく馴染みます。スリング付きプロジェクターはありそうでなかった発想で、収納や持ち運びに重宝しますね。
画質は高額機種には及ばないものの、2024年発売の最新機だけあって価格の割にとても綺麗な映像でした。
映画、ゲーム、YouTubeなどをテレビより大きな画面で楽しめます
本体だけでなく、箱もデザインが良いので、プレゼントとしてもおすすめですよ。