【コスパ最強のHDR機】REGZA RLC-V7Rをオタクが徹底レビュー【Dolby Vision/ダイナミックトーンマップ対応が素晴らしい】

REGZA RLC-V7R

みなさんこんにちは、プロジェクターオタクのジェクタです。

今回はREGZAの3色レーザープロジェクターRLC-V7Rをレビューしていきます。

RLC-V7Rの魅力

・4K×3色レーザー×2000ISOルーメン!本格シアターの主役級スペック
・Dolby Vision / ダイナミックトーンマップで感動のHDR体験
・使いやすいジンバル一体型
・ステレオスピーカー、Google TV搭載のオールインワンモデル

定価は29万円程度。

しかし発売から1年くらい経ったこともあり、実売価格は20万円位まで下がってきています。こうなると、本機はHDRシネマの入り口として本当に魅力的なスペックをしています。3色レーザー/4Kで映像がしっかりと明るい上に、対応規格と処理能力が優れています。

実際の映像は素晴らしく、今年のベストプロジェクターの一台として紹介するほど、私は気に入りました。

こちらの動画でRLC-V7Rを紹介しました。

20万円で本格的なシアターを組みたい場合、個人的には本機がファーストチョイスです。

以下でその魅力を解説していきます。

目次

RLC-V7Rのスペック

価格※297,000
※公式価格。セール時は値引きあり。
光源3色レーザー
方式DLP
明るさ2000ISOルーメン
色域BT.2020 110%(面積比)
BT.2020 98%(カバー率)
解像度4K UHD
(3840×2160)
画像モードHDR10/HLG/Dolby Vision
投影距離投射比1.2
(100インチ=約2.66m)
台形補正水平/垂直 自動
フォーカス自動
スピーカー2x10W DTS Virtual:X、Dolby Audio
端子HDMI×2(1つはeARC)、USB、LAN、光デジタル出力、AUDIO
OSGoogleTV
Bluetooth5.3
WiFiIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
寸法[mm] 246x 246x 254 mm
重さ[kg]約9.5kg

本体と付属品を確認

本体は台座一体型で、設置性に優れます。

本体正面

前面のファブリック素材がデザインのアクセントに。

正面のファブリック素材

真上に向けることで天井投影も可能。

側面

底面はターンテーブル式で、360度回転。底面には三脚用のネジ穴がありました。

底面のボタン
底面のネジ穴

接続端子はかなり豊富です。HDMIが2つある点と、有線LAN対応が嬉しいポイントです。

接続端子

付属品のとリモコンとACアダプター。

リモコン
ACアダプター

画質を確認

様々な角度から、映像を徹底的に確認していきます。

ジェクタ

画像はタップで拡大できます

2000ISOルーメンでかなり明るい

ライト強

ライト弱

暗室

明るい部屋の映像
少し明るい部屋の映像
暗室の映像

画面輝度の実測値は以下の通り。

画像モード画面輝度@100インチ
ダイナミック188nit
標準187nit
スポーツ155nit
節電120nit
PC/ゲーム155nit
映画146nit
FilmMAKER145nit
※映画館の通常上映=48nit, Dolby Cinema 上映=108nit

映画館の通常上映=48nit目安なので、本機は100インチのサイズでも相当な明るさがあることがわかります。画面越しに被写体の存在感を感じるような、力強い映像です。また、多少なら明るい部屋でも問題なく使用できます。

120インチの映像

輝度のムラは少ない

白画面を投影
白画面を投影
輝度の分布
輝度の分布

輝度のムラは実測で-5%以内に収まっていて、かなり優秀です。

ジェクタ

画面全体がしっかり明るい!

BT.2020比110%の広色域 【HDRシネマも完全再現】

Q.色域とは?

プロジェクターの色域とは、表示可能な色の範囲を示す指標です。色域が広いほど鮮やかで豊かな色表現が可能になり、映像の正確性や美しさに影響を与えます。

色域には規格があり、コンテンツ毎に使い分けられています。

メジャーな色域規格
色域の例
色域特徴
sRGB/Rec.709一般的なディスプレイ、テレビ、ウェブ標準、youtube(非HDR)、Blu-ray
DCI-P3映画、HDR映像、4K UHD Blu-ray、Youtube(HDR)
BT.2020自然界の色の99.9%を再現。実際のHDR映画はBT.2020の枠組み内にP3で格納されている場合が多く、その色域はフル活用されていないのが現状。

色域の実測値は以下の通り。

色域

主要な色域規格に完全に対応。各コンテンツを製作者の意図に沿ったカラーで表現することが可能です。

なお、初期設定では色域の設定が「BT.2020」になっており、色がビビットすぎるので、「オート」に設定変更を推奨です。

コントラスト比は3色レーザー搭載機として標準的

コントラスト比の測定結果は以下の通り。

画像モードネイティブ比ダイナミック比
(オートコントラスト:ON)
ダイナミック1632:17814:1
標準1629:17798:1
スポーツ1618:17777:1
節電1610:17679:1
PC/ゲーム1616:17780:1
映画1391:16363:1
FilmMAKER1362:16284:1

3色レーザープロジェクターのネイティブ比は大体1500:1程度から2000:1程度なので、本機は標準的なネイティブ比です。映像はしっかりとメリハリがあります。

夜景の映像

オートコントラストをONにすると、シーンに応じたレーザー調光が発動します。画面の暗転シーンなどでは、特に効果を実感します。

HDR体験は素晴らしい

シーンに応じて階調を最適化するHDRトーンマップの搭載はかなり嬉しい。

ダイナミックトーンマップOFF
ダイナミックトーンマップOFF
ダイナミックトーンマップON
ダイナミックトーンマップON
雲の潰れた階調が改善

固定トーンマップと異なり、シーン毎に最適解を導く「リアルタイム解析」を行うのが肝で、より白潰れや黒潰れが発生しにくい上に、映像がダイナミックになります。HDR規格のカラーを表現するための広い色域を備えていることもあり、この価格では信じられないHDR体験ができます。

また、Dolby Vison対応も本当に素晴らしい。NetflixやPrime Video U-Nextなどで、最高品質で映像を楽しむことが可能です。

HDR映像
HDR映像は感動する
プロミ

ダイナミックトーンマップとDolby Visionは、50万位の高級機でも搭載されていない事も珍しくないわ

ジェクタ

だから実売価格20万円程で、この機能を搭載してるV7Rはかなりすごい

4K映像の解像感は素晴らしい

文字を写すと、このように非常に精細感が高く、角のピントクオリティーも問題なし。

解像度を確認

4K映像は人の肌や、岩、金属、植物などの質感の表現がリアル。画面に近づいてもこれだけ映像が綺麗に見えるのは素晴らしいです。

画面に近づいて映像を確認

内蔵スピーカーの音質も良い

内蔵スピーカー

スピーカーは10W×2基でDolby Audioに対応。

さすがにサウンドバーには及びませんが、内蔵スピーカーとしては素晴らしい音質でした。

音声メニューは、

標準、映画、スポーツ、音楽、ニュース、深夜

のモードから選択が可能。「標準」がバランスよく感じたので、個人的におすすめ。

外部スピーカーを使用する場合は、HDMI(eARC)、光デジタル、AUX、Bluetoothの方法から選択が可能です。

使用感を確認

起動時間は数秒

本機はスリープモードのような形で電源を切れるので、2回目以降の起動は高速です。

レーザーは起動が早く、光量もすぐ安定します。

画面補正は自動で高速

自動台形補正、自動フォーカス、スクリーンフィット、障害物自動回避、壁色自動補正など、画面補正関係の機能が充実しています。動作速度も高速なので、設置はストレスフリーです。

安心と信頼のGoogle TVを搭載

Google TV

GoogleTVは対応アプリ数が多く、最も安心して使用できる内蔵OSです。YouTubeやプライムビデオやTVerなどはもちろん、デバイスの認証が必要なNetflixにもしっかりと対応しています。

静音性は高い

騒音の目安

ファンノイズの実測値は、後方1mで32.9dB。

3色レーザープロジェクターは高効率のため、発熱が控えめです。ファンの音はやや高い音で、無音のシーンは少し聞こえますが、それ以外は特に気にならないレベルでした。

ゲームモード搭載

入力遅延の目安

入力遅延4K@60Hz
映画モード
138ms
ゲーム/PCモード
34.5ms
ゲーム/PCモード+DLPターボ
(台形補正不可)
17.8ms

最速の設定での入力遅延は17.8msで、体感するのが難しいレベルです。

ゲームをプレイしましたが、気になるような遅延やかくつきはなく、快適に遊ぶ事ができました。ゲームのためのプロジェクターとしてもかなりおすすめです。

ゲームをプレイ

予算20万円!画質重視のベストチョイス!

輝度の実測値が高く、広い色域、良好なコントラスト、ダイナミックトーンマップ搭載で、HDRを本格的に楽しむための入門機としてかなりおすすめできます。

REGZA RLC-V7R

また、Dolby Vision対応も本当に素晴らしい。

定価ベース(297,000円)でも妥当な価格に感じますが、実売価格が20万円前後の状態が続いているので、本機はコスパ面でも相当魅力的な製品になっています。

REGZAのプロジェクターってどうなの?と思っている方は、安心して大丈夫。老舗プロジェクターメーカーと比べても、品質に遜色はないと感じました。

お手頃価格で感動の映像体験ができる素晴らしい製品です。ぜひ購入を検討してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績50機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

目次