【4K最高の入り口】JMGO N3 4Kを徹底レビュー【3色レーザー/光学ズーム搭載】

JMGO N3 4K

みなさんこんにちは、プロジェクターオタクのジェクタです。

今回はJMGOから発売された3色レーザーの4Kプロジェクター「N3 4K」をご紹介。

N3 4Kの魅力

・4K×3色レーザーの美しい映像
・光学ズーム+ジンバルによる自由な設置
・低遅延のゲーム性能
・ステレオスピーカー、Google TV搭載のオールインワンモデル

N3シリーズは、日本初の3色レーザープロジェクター「N1シリーズ」「N1Sシリーズ」の流れを受け継ぐ、第3世代の3色レーザープロジェクターです。

本機は4K製品の中で入門機の価格帯にありますが、1800ISOルーメンの明るさで、100インチでも明るく鮮明な映像を楽しめます。

120インチの映像

今回は独自の測定データや検証を交えながら、N3 4Kの実力を詳しくレビューしていきます。ぜひプロジェクター選びの参考にしてください。

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・予約期間:2026年6月24日12:00〜7月14日
・予約セール20%OFF
予約は公式サイトから:JMGO公式サイト

目次

N3 4Kのスペック

スペック

N3 4Kの定価は226,380円。従来の入門モデルと比べて、明るさのアップと、光学ズーム搭載が重要なポイントになります。

スクロールできます
機種名価格解像度光源明るさ
【ISOルーメン】
コントラスト比色域光学ズーム
N1S Nano92,180円フルHDLED460400:1ネイティブRec.709
127%
N1S149,380円フルHD3色レーザー8501600:1ネイティブBT.2020
area 110%
N3 SE137,280円フルHD3色レーザー170015000:1FOFOBT.2020
area 110%
N1S 4K
(進化版)
194,480円4K3色レーザー1100
1700
20000:1FOFOBT.2020
area 110%
N1S Pro 4K296,780円4K3色レーザー23501600:1ネイティブBT.2020
area 110%
N1S Ultra 4K342,980円4K3色レーザー28001600:1ネイティブBT.2020
area 110%
N1S Ultimate 4K397,980円4K3色レーザー33001600:1ネイティブBT.2020
area 110%
N3 4K226,380円4K3色レーザー180020000:1FOFOBT.2020
area 110%
N3 Ultimate499,180円4K3色レーザー580020000:1FOFOBT.2020
area 110%
現行モデル映像スペック一覧

N3世代は光学エンジンがMALC3.0に進化。光効率が15% UPし、色精度はより正確になりました。(ΔE<1→ΔE<0.85)

MALC3.0

N3 4Kの本体と付属品を確認

ジンバル一体型の本体は、デザイン性と機能性を両立します。

本体正面

上下の回転角度は最大160度で、天井投影に対応。また底面のターンテーブルは360°回転します。

本体側面

接続端子はイヤホンジャック、USB-A、HDMI×2(1つはeARC対応)です。

接続端子

下位モデルと比べると1回り大きいサイズ感。重さは3.6kgです。

N1S 4KとN3 SEのサイズ比較
本体を手に持つ
ボトルとサイズ比較

リモコンはスリムで使いやすい。Bluetooehでペアリングするため、反応も良好です。

リモコン

ACアダプターはややサイズがあります。

ACアダプター

N3 4Kの映像を確認

基礎特性を評価しつつ、画質を確認していきます。

1800ISOルーメンは想像以上に明るい

ライト強

ライト強

ライト弱

ライト中

暗室

暗室
明るい部屋の映像
少し明るい部屋の映像
暗室の映像

実際に画面輝度を測定した結果は以下のとおり。光学ズームの拡大端と望遠端で明るさが変わるので、両方のデータを載せています。

画面輝度

画面輝度の目安
・一般的な映画館=48nit
・DolbyCinemaのHDR上映=108nit

明るさは100インチで100nit位あります。これは、映画館(48nit)の2倍以上の明るさであり、HDRも十分に楽しめる水準です。

輝度の均一性は高い

照度計を用いて白画面9ヶ所の輝度を測定し、明るさのムラを確認。右の図が測定結果で、最も明るい場所を100とした場合の輝度分布です。

白い画面を投影
白画面を投影
輝度の分布
輝度の分布

スコア
9点の平均:96
最小値:92(右上)

明るさの平均スコアは96と優秀。画面全体がしっかり明るいです。

BT.2020対応の広色域

Q.色域とは?

プロジェクターの色域とは、表示可能な色の範囲を示す指標です。色域が広いほど鮮やかで豊かな色表現が可能になり、映像の正確性や美しさに影響を与えます。

色域には様々な規格があり、コンテンツ毎に使い分けられています。

色域の例
色域特徴
sRGB/Rec.709一般的なディスプレイ、テレビ、ウェブ標準、youtube(非HDR)、Blu-ray
DCI-P3映画、HDR映像、4K UHD Blu-ray、Youtube(HDR)
BT.2020自然界の色の99.9%を再現。実際のHDR映画はBT.2020の枠組み内にP3で格納されている場合が多く、その色域はフル活用されていないのが現状。

3色レーザー搭載のN1S 4Kは公式スペックでBT.2020,110%オーバーの圧倒的な色域の広さを誇りますが、画像モード毎に色域の幅を使い分けているようです。

以下は測定結果で、色域が広い順に並べています。

色域-ダイナミックモード
色域-ビビットモード
色域-標準モード
色域-ソフトモード
色域-オフィスモード
色域-映画モード

・基本的にはP3に沿う「標準」モードがおすすめ。HDR映画もこれが基本。
・SDRコンテンツを見る場合は、「オフィス」や「映画」で彩度を好みに応じて落とすとよい。
・「ダイナミック」や「ビビッド」は、BT2020の色域を存分に楽しみたいときに。

映像モードを変えるとガラリと印象が変わるので、ここは必ず触ってみてほしいです。

映像モードと画質
画像モードで色域幅が変わる

コンテンツに合わせた色域の自動選択機能があればなお嬉しかったので、ここはアップデートに期待。

コントラスト比

Q.コントラスト比とは?

最も明るい白(ホワイト)と最も暗い黒(ブラック)の輝度の比率を表します。例えば、「2000:1」のコントラスト比なら、白の明るさが黒の明るさの2000倍であることを意味します。

コントラスト比が高いほど、映像の奥行きやメリハリが増し、細かいディテールが見えやすくなります。

コントラスト比の説明
写真はイメージです

本機は暗いシーンで輝度を下げるレーザー調光が搭載され、FOFOコントラストは20000:1という立派なスペックを誇ります。

私の方ではネイティブコントラスト比が気になる人のために、レーザー調光を無効にした測定を行いました。ズームの望遠端と拡大端で結果が変わるので、両方記載しています。

ネイティブコントラスト比

映像モードでやや違いがありますが、ネイティブ比は2000:1前後と優秀な数字です。

暗いシーンの映像はしっかりとメリハリがあり、鮮明に見えます。

花火の映像

4Kの解像感は優れる

解像度のテストとして細かい文字を投影。

4K映像はさすがの滑らかさです。

解像度の確認

フルHDの下位モデルと比べると、解像感には明確な違いがあります。

フルHDと4Kの解像感の比較
画像タップで拡大できます

こんなに近づいても、画面が美しく見えるのは素晴らしい。

映像の拡大

MALC3.0はノイズ対策も進化

MALC3.0ノイズ対策

新世代のMALC3.0では、3色レーザーの弱点であるスペックルノイズ(レーザーの干渉による斑点状のノイズ)の対策が進化しています。拡散板を2軸方向のに振動させる独自技術で、業界水準を大きく上まる97%以上のノイズ除去率を実現。

適切な距離で映像を見る限りでは、ノイズが気になることはなかったです。

100インチの映像

スペックルノイズはスクリーンの種類によっても程度が変わるので、もし違和感を感じた場合はスクリーンとの相性を疑ってみてください。(私はゲイン1.1のホワイトスクリーンと白壁で映像を確認しました。)

※ノイズの感じ方には個人差があります。ノイズが見えないことを保証はできませんので、ご了承ください。

スピーカーは想像以上の高音質

スピーカー

JMGOが2年かけて開発した独自オーディオを搭載。出力は10W×2機で本体両脇にスピーカー口があります。

サウンドモードは標準、音楽、映画、スポーツから選択可能。個人的には「標準」が自然で聞きやすかったです。

サウンド設定

内蔵スピーカーでありがちなこもりや割はなく、音は明瞭でした。決して「おまけ」ではない、こだわりを感じるクオリティーです。

内蔵スピーカーだけで済ませたいと考えている人は、満足できる音質だと思います。

外部スピーカーへの接続は、HDMI(eARC)、イヤホンジャック、Bluetoothと多用な方法から選べます。

ゲーム性能は低遅延で優秀

ゲーム入力遅延測定

いつも通り、4K Lag Testerを使って入力遅延を測定。

◾️入力遅延
【4K/60Hz測定】
低遅延モードOFF:141.8ms
低遅延モード(台形補正あり):35.1ms
超低遅延モード:18.3ms

※超低遅延モードでは台形補正が不可能になる代わりに、応答速度が向上します。
※測定値は機差や測定精度のばらつきを含む可能性がありますので、ご留意ください。

最速設定で18.3ms、台形補正をしても35.1msとかなりゲーム性能は優秀です。120Hzや240Hzは非対応ですが、スイッチ2やPS5などの60Hzの家庭ゲーム機を快適に楽しむことができます。

ゲーム映像

大画面のゲームは没入感が半端じゃないので、ゲーマーの方は一度体験してみてほしいです。

画面補正/UI/操作性など

業界最速の高精度な画面補正

画面補正機能

N3 4Kの自動画面補正は、業界最速とのことです。

この速度は「リアルタイム」と言っても差し支えないほど高速で、ジンバルを動かし、手を離した瞬間にはもう補正が終わっています。

自動台形補正と自動フォーカス

また、壁色自動補正や、AIによる位置のメモリー機能など、様々な条件での「使いやすさ」をとことん追求した機能も盛り込まれています。この徹底的なまでのストレスフリー設計は、JMGO製品のストロングポイントです。

光学ズーム搭載で配置の自由度が高い

光学ズーム

従来は投射比1.2で固定でしたが、1.0〜1.3のロスレスズームが可能に

画面サイズ従来
(投射比1.2固定)
N3 4K
(投射比1〜1.3)
85インチ2.3m1.9〜2.4m
100インチ2.7m2.2〜2.8m
120インチ3.2m2.6〜3.2m

以下は100インチの場合の設置例。

光学ズームによる距離の自由度

家具が配置された部屋で実際に配置の検討をしてみると、距離を動かせることの偉大さに気がつくと思います。

前世代は光学ズーム非搭載だったので、ここは大きな進化ポイントになります。

消費電力は高くない

スペックによると消費電力は150W以下ですが、使用条件によって変わるので消費電力計で測定しました。

画像モード明るさ消費電力1時間の電気代※
映画139W1.2円
1081W2.5円
※1kWあたりの電気代は31円で計算。電力プランで価格が変動するのであくまで目安としてご覧ください。

映画1本見ても電気代は五円くらいのイメージなので、そんなに大したことはないです。50インチテレビが100Wくらいと言われているので、それと同等以下の消費電力になります。

低発熱かつ低騒音

レーザーは発光効率が高いので、発熱や騒音に悩むことはありません。

騒音スペックは26dB以下。無音のシーンでは耳をすませばわかりますが、それ以外は気になることはないでしょう。

排熱は非常に穏やかなので、ランプやLED光源の製品と比べた時に、夏場でも使いやすい点はメリットになります。

最新のGoogleTVを搭載

Google TV

ここも非常に大きなポイント。

Googleの最新OSを搭載しているので、FireTVスティックなどのストリーミングデバイスを別途用意する必要はありません。

リモコンのショートカットボタンでYouTube、Netflix、プライムビデオをすぐ起動できます。

リモコン

2GBのRAMと32GBのストレージを内蔵していて、かなり動作も快適でした。

「使いやすくて美しい」4K入門機の決定版

メリット
デメリット
  • 明るさ/コントラスト/色域/均一性など映像の基礎性能が高い
  • 光学ズームと高速補正で、位置合わせが簡単
  • 高音質な内蔵スピーカー
  • 低遅延のゲーム性能
  • 高い静音性
  • 最新のGoogleTV
  • 色域の自動選択機能が欲しい(アップデート期待)
  • やや大きめのACアダプター

N1、N1Sシリーズに続く3世代目の製品ということもあり、堅実に進化を遂げている印象です。

映像、ビルトクオリティー、スピーカー、UI、静音性と全方位に妥協がないのがJMGO製品の素晴らしいところ。映像を見ている瞬間だけでなく、準備のしやすさ、日常に溶け込むデザイン性まで、トータルの満足度が高いと感じました。

価格を抑えた4Kモデルであることと光学ズーム搭載が、シリーズの中で光るポイントだと思います。

映画やゲームを特別にしてくれる一台なのは間違いなし。

4Kプロジェクターの入門機を探している人に非常におすすめです。

🎉発売記念 予約セール実施中🎉
・予約期間:2026年6月24日12:00〜7月14日
・予約セール20%OFF
予約は公式サイトから:JMGO公式サイト

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績50機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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