【10万円以下最高のプロジェクター】EPSON EF-11を徹底レビュー【お手頃レーザー3LCD】

EPSON EF-11

EPSONのプロジェクターの3LCD方式は色彩表現が豊かで、以前EB-W06をレビューした際にはかなり感動しました。

しかしEB-W06はランプ光源のため排熱が熱く、正直夏場は部屋で使いにくい印象です。

プロミ

3LCDの感動を低発熱で味わえる機種はないかしら・・・・

ありました!

それがEPSONのレーザー光源のフルHDプロジェクター、EF-11です。

EF-11の特徴
  • 低発熱、長寿命のレーザー光源
  • フルHD、3LCDの美しい映像
  • 1.2kgのコンパクトボディ

これまで35台以上プロジェクターをレビューしてきましたが、10万円を切る価格帯では最強クラスの映像美でした。

EF-11花火の映像
EF-11の映像

かなり良かったので、今回の記事では魅力を徹底的に解説していきますよ。

現在EF-11は、「ELPAP12」というAndroid端末のセットモデルのみ販売されているようです

YouTubeでも紹介しました

目次

EF-11の製品ポジション

EF-11を窓際に置く

EF-11はEPSONのホームプロジェクターブランドである「ドリーミオ」のエントリーグレードモデルです。

製品の特徴を明確にするために、ラインナップを価格順にまとめてみました。

スクロールできます
製品名価格光源明るさ
[ルーメン]
コントラスト比解像度備考
EB-W0659,340円UHEランプ370016,000:1WXGAビジネス兼用
EF-1188,000円
Androidデバイス付き)
レーザーダイオード10002,500,000:1フルHD格安レーザー
EF-12122,328円レーザーダイオード10002,500,000:1フルHDEF-11の音質進化版
EH-TW750133,100円UHEランプ340016,000:1フルHD明るいフルHD
EH-TW6250159,500円UHEランプ280035,000:14K※2お手軽4K
EH-TW7100219,978円UHEランプ3000100,000:14K※2音質強化
EH-LS650284,079円レーザーダイオード36002,500,000:14K※2超短焦点
ES-LS800451,000円レーザーダイオード40002,500,000:14K※2超短焦点
EH-LS12000547,800円レーザーダイオード27002,500,000:14K※32軸シフト4K
※1:2024年6月26地点のネット通販価格
※2:4Kエンハンスメントテクノロジーよる4K相当の映像表示
※3:2軸シフト4Kテクノロジーで4K相当の映像を表示

安い、レーザー3LCD

という、唯一無二の価値をEF-11は持っています。

明るさ1000ルーメンはEPSON製品の中では低めに感じますが、実は同価格帯の他社プロジェクターと比べるとかなり明るいです。

EF-11の更に詳細なスペック
税込価格※Amazon88,000円
(Android端末セットモデル)
光源レーザーダイオード
方式3LCD方式
明るさ[ルーメン]1000
コントラスト比2,500,000:1
解像度フルHD
(1920×10080)
100インチ投影距離224〜304cm
台形補正水平手動
垂直手動/自動
フォーカス手動
ズーム1-1.35
スピーカー1.5W
端子USB-A
USB-B
ステレオミニジャック
HDMI
寸法[mm]175×175×58
重さ[kg]1.2kg
スペック表

EF-11の本体と付属品

正面には投影レンズとリモコンの受信部があります。

EF-11正面

上面には電源ボタンとフォーカスつまみ。

EF-11上面

側面には接続端子が並んでいます。

ステレオミニジャック、USB-B、USB-A、HDMI

EF-11背面

背面には別売りの天吊り用マウントプレートを取り付けるためのネジ穴があります。

EF-11底面

\マウントプレート/

フロントフットを使えば、床置きでもこのように目線の高さくらいまで画面位置を上げることができて便利です。

EF-11のフロントフットを使う

本体は1.2kgと軽量。

ランプ光源のEB-W06と比べると、重さもサイズも半分以下です。

EF-11を持つ
EF-11とEB-W06のサイズ比較

付属品のリモコンと電源アダプターはこのような感じ。

EF-11の付属品

EF-11の映像をレビュー

100インチの映像で、以下の4つのポイントを確認。

  • 明るさ
  • 色味
  • コントラスト
  • 解像度
ジェクタ

写真をタップで拡大できます

1000ルーメンは十分明るい

とても明るい部屋

とても明るい部屋

EF-11の映像

EF-11明るい部屋での映像

少し明るい部屋

少し明るい部屋

EF-11の映像

EF-11少し明るい部屋での映像

暗室

暗室

EF-11の映像

EF-11明暗室での映像

1000ルーメンはEPSONのプロジェクターの中では控えめな明るさですが、夜使用するには十分。

というか狭い部屋で明るいプロジェクターを使うと、反射光が部屋全体を照らしてコントラストが下がるので、個室で使うにはこの位がちょうどいい気がします。

また昼でもカーテンを閉めれば十分映像を楽しめるので、ご安心ください。

3LCDはカラーも明るく鮮やか

元画像

色見本

EF-11の映像

EF-11で映す13色のカラー

元画像

EF-11の映像

EF-11で映す様々なフルーツ

EPSONの3LCD方式は本当に色が鮮やかです。

ホームページによると色再現性はフル10ビットカラープロセッシング(約10億7000万色)との記載があり、8ビットのHDTV標準ではなく、4K UHD基準の色表現領域に踏み込んでいます。

250万:1のハイコントラストで、黒もくっきり

以前レビューしたEB-W06はカラー表現は得意でしたが、「真っ黒」の表現が苦手で、少し灰色っぽくなってしまうのが不満点でした。

ジェクタ

いわゆる黒浮きというやつ

しかし、EF-11は3LCDの鮮やかさを継承しつつ、黒の表現もDLP方式のプロジェクターに見劣りしません。

以下の写真を比べるとその凄さがわかります。

EF-11のコントラストを確認

コントラスト比は、EB-W06の16,000:1に対し、EF-11は2,500,000:1と、実に150倍以上。これは20万円以上の上位機種に匹敵する性能ですよ。

画面全体が解像度が高く、均一なクオリティ

EF-11の解像度を確認

フルHD画質なので、かなり小さい文字もはっきりと視認できます。

画面角の光量低下やピンボケはなく、画面全体が美しいのも好印象ですね。

プロミ

全体的に映像のクオリティは本当にすごい

ジェクタ

フルHDの一つの到達点と言ってもいいのではないでしょうか

音質はそこそこ

EF-11の音質を確認

4つのサウンドモードを搭載しています。

サウンドモード詳細
スタンダード全ての映像に適した標準モード
ボーカルボーカルやセリフが聞き取りやすい
ミュージック音楽に適し、高音、低音をクリアに再生
ムービー映画に適し、低音、高音が強調される

音質は普通で、可もなく不可もなくといったところ。

中華の超格安機よりは全然良いですが、XGIMIのelfinや、AnkerのNebula Cosmosなど同価格帯の音が良い機種と比べると見劣りします。

映像が素晴らしいだけに、音が負けないように外付けスピーカーで補いたいところ。

本体には、Bluetooth機能はありませんが、付属のAndroidデバイス経由でBluetooth接続も可能です。

EF-11の使用感を確認

起動時間は27秒

EF-11の起動時間

起動時間は27秒で、そこそこの速さ。

短い投影距離でも大画面を映せる

EF-11の投影距離

私がこれまで評価してきたプロジェクターは、100インチの画面を投影するために266〜330cm位の投影距離が必要でした。

しかし、本機は224cmで100インチの投影が可能。

これは結構すごくて、寝室などの狭い部屋や後述の天井投影でもかなりの大画面を楽しめます。

投影距離と画面サイズの関係
スクリーンサイズ
(16:9)
幅×高さ
(cm)
投影距離
(cm)
60型133×75133〜181
80型177×100179〜243
90型199×112202〜273
100型221×125224〜304
120型266×149270〜336
150型322×187338〜458

フォーカスは手動

EF-11のフォーカスつまみ

ここは個人的にマイナスポイント。

つまみ1mmで見え方が結構変わるので、神経質な私はピント合わせに時間がかかってしまいました。

ピントが合わせられた時の達成感はあるのですが、電動の方が嬉しかったです。

垂直台形補正は自動

EF-11の垂直自動台形補正機能

垂直方向の歪みは自動調整なので準備が楽。

水平方向の歪みはリモコン操作で修正可能です。

排気音は非常に静か

騒音の目安

レーザー光源は発熱が少ないのも魅力の一つ。

ファンの音は最小で22dBととても静かなので、映像や音に集中できます。

ゲームも快適にプレイ可能

EF-11でゲーム

ゲームは快適です。

ゲーミングプロジェクターではないのでFPSのガチ戦は厳しいと思いますが、スマブラをする分には、全く遅延がわかりませんでした。

天井投影が簡単

EF-11で天井投影

本機はケーブル差し込み口が側面にあるので、縦置きによる天井投影が可能。

据え置き機でこんな簡単に天井投影できる機種は珍しいです。

EF-11で天井投影を楽しむ

枕元に置けるので、寝室でも活躍可能

EF-11を枕元に置く

奥行き17.5cmで、我が家のベッドサイドにジャストフィットしました。

白い壁に投影するとこのような感じで、寝る前にYouTubeを見ると楽しいですよ。

EF-11を寝室の壁に投影

まとめ – EF-11は10万円以下最良の選択肢

EF-11で映像を映す
メリット
デメリット
  • 映像は最高
  • 小型サイズ
  • 低発熱、低騒音
  • 短い投影距離で大画面
  • 音質はそこそこ
  • フォーカスが手動

EPSONの3LCDは本当に綺麗ですが、UHEランプの発熱と大きいサイズがネックでした。

かといってレーザーは高い・・・・

そんな悩みを解決してくれる素晴らしい一台に出会えました。

10万円以下でレーザーの3LCDを体験できるのはすごい。

映像は文句なしです。

EF-11で映す海の映像
EF-11の映像

ただスピーカーの音は弱いと感じたので、外付けスピーカーを用意した方が映画をより楽しめると思います。

映画館並みの体験をできるので88,000円は高くない、というかお得だと思います。

ジェクタ

以上、EPSONの魂を感じる1台でした

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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