【天井を映画館に】FunLogy X-03を徹底レビュー【国産の2WAYモバイルプロジェクター】

個性的なモバイルプロジェクターが沢山発売されていますが、その中でも天井投影に適した設計のプロジェクターがFunlogy X-03です。

天井投影は、どんな間取りの部屋でもプロジェクターを映すための簡単な手段です。部屋が散らかっている人でも、狭い寝室でも、天井は皆平等!

ジェクタ

非日常の大画面を、ベットで寝転びながら楽しめますよ

本記事では天井投影に最適のモバイルプロジェクター、Funlogy X-03を徹底的にレビューしていきますので、ぜひプロジェクター選びの参考にしてください。

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目次

FunLogy X-03のスペック

FunLogyは主にリーズナブルなスピーカーやプロジェクターを扱う日本のメーカー。このFunLogy X-03は天井、壁面の2WAYの投影が可能なモバイルプロジェクターです。

税込価格※:39,800円
出力解像度:フルワイドVGA(854×480p)
明るさ:100ANSIルーメン
光源:LED
光源の寿命:30,000時間以上
投影方式:DLP方式
投影サイズ:10-100インチ
アスペクト比: 4:3、16:9
OS:Android7.1
Bluetooth:4.0
入力:HDMI、USB2.0、microSD
出力:3.5mmAUX
スピーカー:3W
台形補正:垂直/自動or手動、水平/手動
100インチ投影距離:260cm
騒音:30db以下
重さ:約440g
サイズ:50mm×50mm×192mm
※2024年4月10日地点での公式サイト価格

実際の映像

100インチの映像と音を撮影しました。お持ちのデバイスの中で、なるべく大画面のもので見ると雰囲気がよくわかると思います。

FunLogy X-03の映像をレビュー

100インチでの画質を確認していきます。

ジェクタ

画像タップで拡大できます

明るさは100ANSIルーメンで暗め

ライト明るさ最大

シーリングライトの明るさ最大

FunLogy X-03の映像

FunLogy X-03明るい部屋での映像

ライト明るさ最低

シーリングライトの明るさ暗め

FunLogy X-03の映像

FunLogy X-03少し明るい部屋での映像

部屋

暗室

FunLogy X-03の映像

FunLogy X-03暗い部屋での映像

明るさは100ANSIルーメンで最低限。なるべく部屋を暗くして映像を楽しみましょう

色味の確認

元画像

FunLogy X-03

FunLogy X-03で映した13色のカラー

元画像

様々なフルーツ

FunLogy X-03

FunLogy X-03で映す様々なフルーツ

全体的に、色味は暗めの印象。

100インチで撮影していますが、光量的にもっと小さい画面で使用した方が良いでしょう。

ジェクタ

試しに、70インチほどにして、映像設定を「かっこいい」に変更したところ、なかなか鮮やかな映像になりました

FunLogy X-03で映す様々なフルーツ100インチ
100インチ「標準」設定
FunLogy X-03で映す様々なフルーツ70インチ
70インチ「かっこいい」設定

解像度の確認

FunLogy X-03解像度の確認

解像度がDVD相当のSD画質なので、文字を拡大するとドット感があります。また、画面の角は若干光量が落ちていました。

引きで見た場合は十分きれいで、例えば映画の字幕はしっかりと読めます。

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FunLogy X-03の音質をレビュー

FunLogy X-03の音質を確認

FunLogyはスピーカーも製造販売しているだけあって、音質はなかなかクリアです。どうしても、低音は軽いので、迫力のある音を聞きたい場合は、Bluetoothスピーカーを推奨します。

スピーカーは3Wで、6〜8畳程の部屋なら問題ない音量です。

FunLogy X-03の本体と付属品を確認

箱はおしゃれで、プレゼントしても喜ばれそうです。

FunLogy X-03の箱

天井投影モードと、壁面投影モードを切り替え可能。

黒のアルミボディはデザイン性に優れ、簡単に倒れない安定感があります。

FunLogy X-03壁投影モード
壁面投影モード
FunLogy X-03天井投影モード
天井投影モード

ヘッド部には、レンズと排熱口。

外周のリングで、ピントを合わせます。

FunLogy X-03のピント合わせ

側面に、操作ボタンと、microSD挿入口。

FunLogy X-03の操作ボタン

DC、USB、イヤホンジャック、HDMIの端子と、リモコン赤外線センサー。

FunLogy X-03の接続端子

底面には、360度のスピーカー口。

FunLogy X-03のスピーカー口

自立スタンドは取り外し可能で、ここに三脚も取り付けられます。

FunLogy X-03底面

重さ440gで、高さはペットボトル程。

FunLogy X-03のサイズ

リモコンはシンプルで、必要最低限の機能。

FunLogy X-03のリモコン

電源ケーブルはUSBから給電できて、サイズもコンパクトです。

FunLogy X-03の充電ケーブル

FunLogy X-03の使用感をレビュー

ペットボトル感覚で持ち運べる

FunLogy X-03をリュックに収納

ペットボトルに近い形状なので、リュックなどのボトルホルダーにすっぽりと入ります。

携帯性が高いので、キャンプなどのアウトドアでも活躍してくれますよ。

起動時間は40秒

FunLogy X-03の起動時間

スイッチを入れてからリモコン操作が可能になるまでの時間は40秒でした。

OS内蔵プロジェクターとしては、標準的な速さです。

垂直台形補正は自動

FunLogy X-03の自動台形補正昨日

垂直方向の台形補正は、±40度の範囲で、自動で動作します。こちらは、高速で精度も良く便利です。

もし、水平方向の補正をしたい場合は、手動で4点の台形補正を行うこともできます。

FunLogy X-03の4点台形補正

リモコンの操作性は悪い

FunLogy X-03をリモコン操作

正直なところリモコンは反応速度が悪く、使いにくい印象。

解決策としては、

✔︎ワイヤレスマウスの使用
✔︎スマホをリモコンとして使う

の2つがありますが、おすすめはスマホによる操作。

EShareアプリを使用することで、WiFi経由でリモコン操作が可能になるので、高速で操作ができるようになります。

FunLogy X-03をスマホで操作
EShareアプリによる操作

ファンの音は静か

騒音レベルの目安

映画を見ている時、音は全く気になりませんでした。

スペックでは騒音30dB以下なので、鉛筆の筆記音くらいのイメージです。

天井投影がとても簡単

FunLogy X-03で天井投影

他のモバイルプロジェクターと比べて、天井投影がしやすい設計になってます。

  • 枕元などの狭いスペースにセッティングできる
  • 充電しながら天井投影可能

この2点がとても偉い。

本体を寝かせるのではなく、立てた状態で天井投影できるので、必要な床面積は、たった5cm。

ベットのヘットボードに簡単に乗り、テレビより大画面の映像を楽しめますよ。

ゲームは快適にプレイできた

FunLogy X-03でゲームをプレイ

任天堂スイッチでスマブラをプレイしたところ、ほぼ遅延を感じずにプレイでき、Lv9のCPUに勝てました。

実際にスロー映像でボタンの入力から技が発動するまでのタイミングを測定したところ、リフレッシュレート60Hzのモニターを使った場合と比べ、遅延は0.1秒ほど。
※スロー映像を目視で測定した結果なので、数字は参考までに

反応速度が求められるオンラインアクションゲームでなければ全く問題ないです。

国内メーカーならではの手厚い保証

メーカー保証のイメージ

30日間 返品・返金保証

不良品などによる製品都合はもちろん、「使った結果自分に合わない」などの自己都合での返品も可能です。
※保証内容は変わる可能性がありますので、ご了承ください

つまり、製品を試すようなつもりで、とても気軽に商品を買うことができます。

ただし、

✔︎送料は自己負担
✔︎付属品全て、きれいな状態で返品

となりますので、注意してください。

製品レビューで保証期間延長

製品を購入後、公式サイトで商品レビューを書くことで、保証期間を1年から2年へ延長できます。プロジェクターに限らず、家電は時間が経つほど故障確率が上がりますので、無料での保証期間延長はかなりありがたいです。

ジェクタ

だから、公式HPからの購入がおすすめ!

\公式HPはこちら/

FunLogy HOME2のメリットとデメリットまとめ

映像を映すFunLogy X-03
メリット
デメリット
  • 天井投影が簡単
  • OS内蔵で、動画が簡単に見れる
  • 日本メーカーの安心保証
  • DVD相当の、SD画質
  • リモコンの反応が悪い

設置に必要なスペースはわずか5cmで、枕元に簡単に置けます。

明るさは正直暗めですが、寝室で寝る前に見るにはちょうどいい明るさで、目に負担がかからず良い気分で眠りに入ることができます。

一方で、本格的に映画やゲームを楽しみたい「ガチ勢」には、SD画質の映像は物足ないでしょう。画質重視なら、フルHDのモバイルプロジェクターがおすすめですが、そちらは価格が高く、サイズも大型化する傾向があります。

気楽に購入して簡単に使えるのが、本機の魅力でしょう。

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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