プロジェクターとBDプレイヤーやスピーカーを繋ぐためのHDMIケーブル。様々なメーカーから製品が出ているため、どれを選べばいいか悩んでいる人も多いと思います。
タイプA?光ファイバー?単語の意味もよくわからないわ
そこで、本記事ではプロジェクター歴10年の筆者が、HDMIケーブル選びのポイントと、おすすめのケーブルをご紹介します。
・HDMIケーブルの種類と特徴が知りたい人
・コスパ最強のHDMIケーブルを知りたい人
・HDMIケーブル選びで失敗したくない人
機器に合わないHDMIケーブルを買ってしまうと、映像が映らない可能性があります。本記事ではおさえるべきポイントをしっかりおさえたコスパの良いプロジェクター向けのHDMIケーブルを3つ紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
hdmiケーブルの種類と特徴
ここからはhdmiケーブルを選ぶために確認すべきポイントを3つ紹介します。ここさえ押さえておけばケーブル選びに失敗することはありません。
コネクタ形状
HDMIコネクタはタイプA〜Eまで5つの形状のコネクタがあります。
Bはもう使われてない規格で、Eはカーナビなどで使われている、振動で抜けにくい規格です。普段よく目にするのはA、C、D形状で、プロジェクターなどのAV機器はA形状のコネクタが一般的です。
端子 | 特徴 |
---|---|
タイプA端子 (HDMI) | 最も一般的。テレビ、プロジェクター、スピーカー、ゲーム機、Bluerayレーコーダー、パソコン等多くの機器で使われている。 |
タイプC端子 (ミニHDMI) | Aよりサイズが小さい。ノートPCやビデオカメラなどに使われている。 |
タイプD端子 (マイクロHDMI) | Cよりさらに小さいサイズの端子。携帯電話やデジカメ等に使われている。 |
バージョン
ver | 特徴 |
---|---|
1.2以前 | フル HDの解像度に対応。 |
1.3〜1.4 | 4K/30Hzの映像に対応。1.4からARC対応。 |
2.0 | 4K/60Hzの映像に対応。HDRに対応。 |
2.1 | 4K/120Hz、8K/60Hzの映像に対応。eARC対応。 |
HDMIケーブルにはバージョンが存在します。
バージョンが上がると対応解像度が上がります。また、ARCやeARCに対応し、面倒だった複数のAV機器の接続がHDMIケーブル1種類でできるように進化しています。
ver2.1のケーブルは特段高価なわけではありません。また下位互換製があるため、悩まず最新規格のケーブルを買うことをおすすめします。
光ファイバーHDMI
BDプレイヤーやスピーカーは前方、プロジェクターは後ろに置くことが多いホームシアターでは、長いケーブルが必要になる場合があります。HDMIケーブルは長くなるほど信号の減衰による不具合が生じやすくなります。
5mを超えると、映像が途切れたり映らなくなる不具合が多くなります
配線が長くなる場合、信号が減衰しにくい光ファイバーHDMIがおすすめです。光信号なら数十メートルを超える長い距離でも安定したデータ送信が可能です。
注意点として、強くケーブルを曲げるとファイバー菅が折れる可能性があるので、優しく取り扱いましょう。
プロジェクター向けにおすすめのHDMIケーブル
ここからはおすすめのHDMIケーブルをご紹介します。
最新のver2.1規格の製品でなるべくコスパの良い製品を選びました。
バッファロー BSHDUN10BK/N
安く信頼できるケーブルを探して、この製品に辿り着きました。
1m1000円以下かつ、安心のバッファロー製です。
何も問題ないので、基本これでいいと思います。
長さが1m〜5mまで選べるので、いろんな環境に柔軟に対応できます。
Anker A8743
スマートデバイスの関連機器で有名なAnkerのケーブル。
特徴は耐久性で、編み込み式のナイロンでケーブルが被覆されています。また、ピン部分は耐久性を考え金属材を使用。
ケーブルはしなやかで癖がつきにくく、取り回しが楽。ストレスがなく、長く使うことのできるケーブルです。
モバイルプロジェクターなど、何回も抜き差しする使い方が想定される場合におすすめです。
FIBBER 8K HDMI 2.1 光ファイバーケーブル
FIBBRは世界最大の光ケーブル製造会社であるYOFCと、大手の半導体メーカーVIA Technologiesが共同出資する光ファイバーケーブルのブランドです。
高価なイメージのあった光ファイバーHDMIケーブルをかなり格安で販売してます。
壁や天井を這わせるような長い配線をする場合は、減衰の少ない光ファイバーケーブルが重宝します。
1m〜20mまでの長さで選べるので、家庭であればどんな配置にも対応できるはずです。