AnkerのNebula Capsuleシリーズには、公式のプロジェクタースタンドが存在します。
この専用スタンドは4,990円と少々高いので、購入に慎重になっている方もいると思いますが、結論から言うと、この公式スタンドはかなりおすすめです。
- 90gで胸ポケットに入る
- 傾斜角が思い通り
- 本体とマッチするデザイン
やはり、専用に設計されたものというのは素晴らしいんです。
写真付きで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
Nebula Capsule公式スタンドは想像以上のコンパクトさ
早速箱を開けて取り出してみます。


製品は手のひらサイズで、直径8.5cm、厚さ2cm、重さ90gほど。
手持ちの小型三脚とサイズを比べると、その差は一目瞭然です。厚さ2cmは結構感動します。

気になるのは安定感ですが、これが意外に優れています。三脚と比べて高さがない分、重心が低いのが理由でしょう。

材質はメタルで、プロジェクターや床との接触部に滑り止めのゴムが付いています。メタル部のカラーや質感が本体と同じなので、並べると統一感があります。

Nebula Capsule公式スタンドの使い勝手をレビュー
スタンドは展開式で、ヒンジ部を介した3つの部品から構成されています。

使い方としては、まずは外側のリングを目一杯展開。この状態で、横幅は15cm程度です。

その後、ねじ付きの台座部を傾斜させ、Nebula Capsule本体を取り付けます。

この時、本体を傾斜方向に対して一直線に取り付けないと台形歪が生じてしまうので注意。スタンドの端に目印があるので、ここが電源ボタンと一直線になるように取り付けます。


ヒンジ部が緩くて、位置がずれてきたりしないの?



そこはしっかり設計されているね
思い通りの場所で、ビタッと止まるよ


気になる点は、1方向への単純な傾斜調整しかできないこと。置き場所が平らでない場合、映像が傾いて投影されてしまうので、水平/垂直2方向の台形補正による調整が必要です。
また、公式スタンドを使って天井投影も可能です。その場合は下の写真のように、外側のリングを閉じた状態で本体を寝かせます。





スタンドで転がるのを防止しているようなイメージね
天井投影時は、背面の充電口が塞がった状態になるので、充電しながら使用できない点に注意しましょう。天井投影を楽しみたい場合は、後述のジンバル型の専用スタンド
もう一つの公式スタンドとの比較
公式スタンドはもう一種類、ジンバル型の製品も存在します。
![]() ![]() 折りたたみスタンド | ![]() ![]() ジンバルスタンド | |
---|---|---|
価格 | 4,990円 | 6,990円 |
重さ | 約90g | 約400g |
寸法 | 直径8.5cm厚さ2cm | 10x12x13cm |
メリット | ポケットサイズで持ち運びやすい | 充電しながら天井投影可能で、安定性が高い |
デメリット | 天井投影しながら充電できない | 携帯には向かない |
ジンバルスタンドはサイズが大きいため、携帯性では折りたたみ式が勝ります。




一方、安定性ではジンバル式が勝ります。また、天井投影時も充電ケーブルを使えるのもジンバル式の魅力でしょう。




個人的には、天井投影を行うならジンバルスタンドがおすすめ。天井投影をしないなら、コンパクトな折りたたみ式で十分だと考えています。
結論 公式スタンドはメリットが多い


一番の魅力はコンパクトさです。
いくらプロジェクターが小さくても、三脚が重く大きくては、いろんな場所へ持ち運ぶ気になれませんよね。このNebula Capsule専用のスタンドは、折りたたみ方式によって、必要十分な強度と小型化を両立しています。
旅行先では、思い通りの場所に投影できずに困る場合も多いので、携帯性に優れる公式スタンドがあると安心です。



自宅でじっくり使うなら、天井投影も行いやすいジンバル型の専用スタンドがおすすめです



Nebula Capsuleシリーズのレビュー記事はこちら

