【Amazonで買えるプロジェクターXの類似品】Magcubic HY300を徹底レビュー【天井投影可能なプロジェクター】

机の上のHY300

TikTokで話題のプロジェクターXという製品をご存知でしょうか。

プロジェクターXとは
  • 台座付きで180度回転可能
  • 壁投影も天井投影も簡単
  • 小型で設置製に優れる
  • Android OS搭載でYouTubeなどを楽しめる

キャッチーな名前で話題の製品ですが、詳しいレビュー記事は見当たりません。

・本当に良い製品か?
公式サイトではなく、Amazonで購入できないの?

このような疑問を持つ方も多いでしょう。

調べたところ、プロジェクターXの酷似品、HY300という製品がAmazonで売っています。

そこで本記事では、Amazonで買えるプロジェクターXの類似品「Magcubic HY300」の性能をレビューをします。

メリットはもちろん、デメリットも正直にレビューしていくので、プロジェクター選びの参考にしてください。

目次

プロジェクターXとは? 類似品のHY300はAmazonで買える

プロジェクターXはTikTokで話題になっているプロジェクターで、ハッシュタグ#プロジェクターXの動画は2024年5月6日現在で334本もの投稿があります。

「プロジェクターX」は公式サイトで販売していますが、同一名称の製品はAmazonでは見つけられませんでした。

しかし見た目と機能が類似した、「Magcubic HY300」という製品がAmazonで販売されています。

以下、スペックの比較です。

HY300
Magcubic HY300
スクロールできます
Magcubic
HY300
プロジェクターX
価格※17,999
11,999
59,800
15,980
明るさ200ANSIルーメン120ANSIルーメン
解像度HD(1280×720)HD(1280×720)
サイズ10×10×18cm不明
重さ0.5kg不明
フォーカス手動手動
台形補正垂直オート垂直オート
入力HDMI×1
USB×1
HDMI×1
USB×1
出力3.5mmイヤホンジャック3.5mmイヤホンジャック
スピーカー搭載搭載
OSAndroid 11Android 11
Bluetooth5.04.1
Wifi2.4/5GHz2.4/5GHz
※価格は時期により変動することがありますので、ご了承ください。

TikTokのprojectorX公式アカウントの動画では、本体に「Magcubic」というロゴがかかれています・・・・

その商品がHY300そのものかは不明ですが、性能と見た目はかなり類似しています。また、外箱も同じでした。

ジェクタ

正直、見た目で違いが全くわかりません・・・

今回はAmazonでも買えるプロジェクターXの類似品、HY300を実際に購入したので、徹底的にレビューしていきますよ。

Magcubic HY300の本体と付属品

正面から見るとこのような感じ。

HY300正面

上面にピント調整用のつまみがあります。

HY300フォーカスリング

背面にはHDMI、USB、イヤホンジャック、電源口。

HY300 背面

本体の角度調整はカチカチと1段階毎に10°の多段調整が可能で、天井投影も壁投影も自在に切り替えが可能です。

HY300の角度調整機能

HY300の付属品は以下の通り。

電源ケーブル、リモコン、説明書

HY300の付属品

実際の映像と音を確認

スクリーンに100インチの映像を投影しました。ぜひ画質と音質を確認してみてください。

Magcubic HY300の画質をレビュー

100インチの映像で、以下の3つのポイントを確認。

  • 明るさ
  • 色味
  • 解像度
ジェクタ

写真をタップで拡大できます

明るさは200ANSIルーメン

とても明るい部屋

とても明るい部屋

HY300の映像

HY300明るい部屋での映像

少し明るい部屋

少し明るい部屋

HY300の映像

HY300少し明るい部屋での映像

暗室

暗室

HY300の映像

HY300暗い部屋での映像

200ANSIルーメンの明るさは、多少明るい部屋でもなんとか映像を楽しめます。

直射日光の入る部屋は厳しいですが、カーテンを閉めれば昼間でも映像を視認できますよ。

色味は若干暗め

元画像

色見本

HY300

HY300で映した13色のカラー

元画像

HY300

HY300で映したフルーツたち

全体的に映像は鮮やかさは欠け、ここは高額機種に劣る印象となりました。

例のように100インチの大画面だと映像が暗くなるので、本機種は80インチ以下での使用がおすすめです。

画面角はクオリティが低下

HY300の解像度の確認

小さい文字を映しても、潰れることなくしっかり読めます。

文字を拡大すると、角の文字は若干ピンボケしていましたので、ここは高額機種との差を感じる部分です。

音は必要最低限

HY300の音質を評価

本体にはスピーカーが内蔵されていますが、その性能は必要最低限の印象でした。

YouTubeやアニメを楽しむことはできますが、映画を本格的に楽しめるレベルではないでしょう。

ジェクタ

Bluetooth搭載なので、外部スピーカーとは無線接続可能です

Magcubic HY300の使用感を確認

狭い場所にでも置ける

HY300を狭い場所に設置

直径10cmで狭い場所に収納や設置が可能。

枕元にプロジェクターを置いて、寝ながら壁や天井への投影が簡単にできますよ。

起動時間は34秒

HY300の起動時間

40秒を切る起動時間は、OS内蔵プロジェクターとしては早いです。

台形補正が自動で、壁も天井も投影が簡単

HY300の自動台形補正機能

垂直方向の台形補正が自動なので、本体の傾きに合わせて自動で画面を四角く補正してくれます。

排気ファンの音は静か

HY300の排気口

本体が小型なこともあり排気音は静かで、YouTubeを見ている間全く気になりませんでした。

リモコンの反応速度は遅い

HY300のリモコン

ストレスが溜まるほどではありませんが、リモコンの反応速度は若干遅く感じました。もう少しサクサク動いてくれると嬉しかったです。

Android 11搭載だが、一部アプリは操作性が悪い

HY300のAndroid OS

Android11搭載で、様々な動画配信サービスを楽しめます。

試しにYouTubeを使って見たところ、操作性は快適でした。一方、Amazonプライムビデオは、エラーが出て動画が再生できず・・・

アプリによっては快適に操作できない場合もありそうです。もし操作性に不便を感じた場合は、Amazon Fire TV Stickなどの外付けデバイスを活用すれば、問題はないでしょう。

スマホミラーリングは簡単

HY300でスマホミラーリング

HY300とスマホを同じWifiに接続することで、ミラーリングが可能。

写真を画面共有したり、スマホゲームを大画面でプレイしたりと、何かと便利に使えます。

ゲームも快適にプレイ可能

HY300でゲーム

HDMIケーブルの接続で、ゲームもプレイ可能。

任天堂スイッチでスマブラをプレイしましたが、特に遅延を感じずにプレイできましたよ。

プロジェクターXの類似機、Magcubic HY300の評価まとめ

HY300で映像を投影
メリット
デメリット
  • 価格が安い
  • 角度調整台座が便利
  • 狭いスペースに設置して、好きな場所に投影
  • Android TVを搭載
  • 画質と音質はそこそこ
  • リモコンの速度はいまひとつ

価格がかなり安く、好きな場所に簡単に映像を映せるのが魅力です。

HY300で天井に映像を投影

画質はそこそこなので、YouTubeやアニメなどのライトユーズに向いていると思います。

映像が明るすぎないのも、寝ながら見るにはちょうどいいと思いました。

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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