ホームシアター用のスクリーンを購入したいけど、種類が多くどれを購入していいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではホームシアター歴10年の筆者が、家庭用のスクリーン選び方を解説します。
私は以前白い壁に映像を投影していて、「これでも十分だ」と思っていました。しかし、引越しの際にスクリーンを導入し、かなりの画質の違いに驚いたのを覚えています。
体感としては、フルHDや4Kなどの画質が、壁投影だと1段落ちているようなイメージです
ぜひ、スクリーンを導入してプロジェクター本来の高画質を味わってみてください。
本記事を読むことで、スクリーンの特徴を理解しながら考えをまとめることができます。また、タイプ別のオススメ製品もご紹介しているので、ぜひご参考にしてください。
スクリーン選定のポイント
スクリーンを選びのポイントは、✔︎アスペクト比、✔︎スクリーンサイズ、✔︎設置タイプです。
この組み合わせを吟味することで、あなたにあったスクリーンの選択ができます。
アスペクト比
アスペクト比は、スクリーンの横:縦の幅の比率を表します。
基本、エンタメ目的では16:9を選んでおけば間違い無いでしょう。
ショッピングサイトでは、表示画像は16:9だけど選択してる商品は4:3といったことがよくあるので、間違えないように注意しましょう。
スクリーンサイズ
部屋の間取りに合わせて、最適なスクリーンサイズを選ぶ必要があります。画面サイズは「インチ」という単位で表され、その縦横の長さは以下の通り。
画面横幅[cm] | 画面縦幅[cm] | |
---|---|---|
60 | 133 | 75 |
70 | 155 | 87 |
80 | 177 | 100 |
90 | 199 | 112 |
100 | 221 | 124 |
110 | 265 | 149 |
120 | 309 | 174 |
スクリーンサイズと視聴距離はセットでイメージ
■画面サイズに対し視聴位置が近い → 目が疲れる。みにくい。
■画面サイズに対し視聴位置が遠い → 迫力がなくなる。
16:9のプロジェクタースクリーンの場合、[インチ数×2.5〜3]が視聴距離の目安
視聴位置までのレイアウトをしっかりイメージして、インチ数を決めるようにしましょう。
設置タイプ
スクリーンはその種類によって、上記のように特徴が異なります。
■プロジェクターをたまにつかう
使う時だけ組み立てる自立式がおすすめ
■映画が好きで、美しさにこだわりたい
位置がしっかり決められる吊り下げ式がおすすめ
■予算をなるべく安くしたい
貼り付け方式がおすすめ
といったように、「何を重視するか」を明確にして選びましょう。
家庭用オススメのプロジェクター用スクリーン
ホームシアターに適した16:9のスクリーンを、設置タイプ別に紹介していきます。
なるべくコスパの良い製品を選んだので、ご参考にしてください。
※紹介は全て100インチの商品ですが、商品ページ内で大きさの変更が可能です
壁付け型のオススメスクリーン
壁付け型はお財布に優しく、気楽に試せる方法です。重さが軽いため、下地のない壁に簡単に取り付けられるのが特徴。基本取り付けはDIYになるので、うまく取り付けられないとスクリーンがたるむ可能性がある点に注意です。
お手軽にスクリーンを体験
■目に優しいマット処理
■シワ防止処理
■広い視野角
■フック+粘着テープ付属
マジックテープで位置調整ができる
■マジックテープ/フックから固定方法を選べる
(同梱はマジックテープのみ)
■シワを除去可能(アイロン)
■筒状に丸め持ち運びや保管しやすい
自立型
スタンドなどを使い、床に置くタイプのスクリーンは設置や持ち運びがお手軽な点がメリットですが、毎回セッティングの必要がある点がデメリットとなります。
引き上げるだけで一瞬で組み立て
■スクリーンを上に引き上げることで高さを自由に調節可能
■エアシリンダーがスムーズな昇降を助ける
■引き上げるだけで一瞬で設置
■未使用時は、ポスターのようにケース内に収納
さっと組み立てられる防シワ加工品
■ネジ不使用で、短時間でさっと組み立てられる。
■防シワ加工のスクリーン
■スクリーンは壁掛けも可能
天吊り型
壁や天井の高い位置にブラケットをネジで固定してする天吊り式は、視聴位置が決まっている場合におすすめの方式。価格が若干高い点と、取り付けに強度が必要な所が注意点です。
手動で高さ調整が自在
■巻き上げ式で、未使用時は収納できる
■好みの高さに調節可能
※必ず重さを確認の上、取り付け可否を検討ください
便利でかっこいい電動式
■電動で誰でも楽々操作
■メモリ機能搭載で、一度設定した高さで止められる
※必ず重さを確認の上、取り付け可否を検討ください