【安いのに映像がきれい】WIMIUS S26プロジェクターを徹底レビュー【画質多めで解説】

安いのに映像が綺麗なプロジェクターはないか、プロジェクターオタクの筆者は日夜情報を集めています。ネットを見ていると格安機種の中の「隠れた名機」的な存在としてよく目にするのがWIMIUSのS26。

ジェクタ

あまり聞いたことのないメーカーだけど、性能が気になる・・・・

そこで今回はそんなモヤモヤを晴らすべく購入した、WIMIUSのS26を徹底的にレビューしていきます。

目次

WIMIUS S26のスペック

WIMIUS S26
税込価格:25,999円
出力解像度:フルHD(1920×1080p)
明るさ:480ANSIルーメン
光源:LED
投影方式:LCD方式
台形補正:垂直水平手動
100インチ投影距離:3.1m
スピーカー:内蔵
騒音:35db以下
入力:HDMI、USB、AV
出力:オーディオ
Wifi:2.4/5GHz
Bluetooth:5.1
重さ:約1.6kg
サイズ:約231mm×192mm×94mm
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Amazonでは値引きしていることが多いです
変動はありますが、大体1万5千円位で買えます

実際の映像と音を確認

100インチでプロジェクターの映像と音を撮影しました。お持ちのデバイスの中で、なるべく大画面のもので見ると雰囲気がよくわかると思います。

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画質は、一万円台とは思えないレベルで良いです

WIMIUS S26の映像をレビュー

以下で100インチに映した映像を徹底的に確認していきます。

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画像はタップで拡大できます

明るさの確認

とても明るい部屋

シーリングライトの明るさ最大

S26の映像

明るい部屋でのWIMIUS S26の映像

少し明るい部屋

シーリングライトの明るさ暗め

S26の映像

少し明るい部屋でのWIMIUS S26の映像

暗室

暗室

S26の映像

暗室でのWIMIUS S26の映像

明るさは480ANSIルーメンで十分。カーテンを閉めれば、昼間でも映像を楽しめますよ。

色味の確認

元画像

13色のカラー

S26

WIMIUS S26で写した13色のカラー

元画像

S26

WIMIUS S26で映したフルーツの映像

原色に比べ全体が少し青みがかっています。クールなトーンで鮮やかさは抑えめですが、夜も落ちついて見られる絵に感じました。

ちなみに色味が好みでない場合は、マニュアルで調節可能なので安心してください。

解像度の確認

文字はドット感がなく、高精細に描けています。ただし、画面の角は光量が落ちてピントも若干ブレていました。

これまで見てきた格安機の中では相当優秀で、引きの映像では全く違和感を感じませんでした。

WIMIUS S26の音質をレビュー

WIMIUS S26とマイク

音質は「悪くはない」と感じました。

感動するような音ではありませんが、映画や音楽を聴くのに、普通に使えるレベルの音という感じでした。

WIMIUS S26の本体と付属品を確認

本体正面。大きなレンズが特徴的です。

WIMIUS S26正面

側面には排熱口と各種ケーブルの差し込み口。HDMIケーブルが2つ差し込めるので、例えばゲーム機とAmazon Fire TV Stickを常時差しておけば、リモコンで切り替えできて便利です。

WIMIUS S26側面

反対の側面には吸気口、フォーカス、台形補正の調節つまみ。

WIMIUS S26側面

背面には電源コード差し込み口と、スピーカー。スピーカーのメッシュ部は珍しいことに布素材です。

WIMIUS S26背面

上面には電源ボタン、操作ボタン。

WIMIUS S26上面

裏面には滑り止めのゴムと角度調節用のネジ。

WIMIUS S26底面

WIMIUS S26は付属品が豊富。

リモコン、電源ケーブル、HDMIケーブル、AVケーブル、カバン

WIMIUS S26の付属品

カバンの中身はこのような感じ。全面にクッション材が入っているので安心してプロジェクターを運べます。

WIMIUS S26のカバン

S26の使用感をレビュー

起動時間は約25秒

WIMIUS S26の起動時間

電源をつけてリモコン操作が可能になるまでは約25秒で、なかなか早いです。

4点台形補正が便利

WIMIUS S26の4点台形補正

低価格帯のプロジェクターとしては珍しく、リモコンによる4点の台形補正が可能。あまりキツく補正をかけると画質が劣化しますが、微調整に便利な機能です。

ファンの音は静か

WIMIUS S26の排熱ファン

ファンの音は、映画を見てる時に意識すれば聞こえるくらいの音量です。

Amazonの製品ページでは、騒音は35デシベル以下との表記あり。これは図書館の環境音より少し小さい音量です。

スマホのミラーリングが可能

WIMIUS S26でミラーリング

ミラーリングはとても簡単で、スマホとプロジェクターを同じWifiに接続すれば準備完了。メニュー画面から、iPhoneもAndroidも簡単に画面共有できます。

ゲームは遅延を感じない

応答速度の検証として、ボタンの入力から技が発動するまでのスロー映像を60HzのPCモニターと比較。S26は、PCモニターと比べた際の遅延は、0.05秒以下でした。
※スロー映像を目視で確認した結果なので、数字は参考までに

正直、スマブラをやっていて遅延は全く感じないレベルで驚きました。シューティングゲームのネット対戦などでない限りは、快適にゲームができるレベルでしょう。

Amazon Fire TV Stickを合わせて用意したい

S26はAndroidなどのOSは内蔵していないので、単独では動画配信サービスを楽しむことはできません。

動画配信サービスを楽しむためには、Amazon Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを用意する必要があります。一番安い機種で十分なので、合わせて用意しましょう。

WIMIUS S26メリットデメリット まとめ

WIMIUS S26で映像を投影
メリット
デメリット
  • 安い
  • フルHDで画質がいい
  • 480ANSルーメンで明るい
  • バッグなど、付属品が豊富
  • ゲームは快適
  • OSは非搭載
  • スペックの割に、本体が大きめ

これまで2万円以下のプロジェクターを何台かレビューしてきましたが、その中で画質は最高です。

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フルHDの綺麗な映像を楽しめます

打ち込み角が0度なのは気になりますが、置き場をしっかり決めてしまえば問題ないでしょう。Amazonでは割引き後1万円台で買えることが多いので、ぜひ価格を確認してみてください。

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この記事を書いた人

プロジェクターレビュー実績30機以上。
AV家電アドバイザー資格あり。

ホームシアターで見た映画は400本以上で、使用者の目線に立った実用的な考え方で実機レビューを行います。

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