[遅延を検証]Anker Nebula Capsule 3 Laserでゲームを楽しめるか

　AnkerのNebula Capsule 3 Laser（ネビュラカプセル3レーザー）は小型ながら美しい映像を楽しめる、フルHDのモバイルプロジェクターです。

Nebula Capsule 3の購入を検討している方の中には、ゲームを快適にプレイできるか知りたい人もいると思います。

そこで、今回はNebula Capsule 3のゲームの操作性について確認しました。

結論から言うと、Nebula Capsule 3はゲームを存分に楽しめるプロジェクターなので安心してください。実は「ゲームモード」搭載で、反射神経の求められるアクションゲームも快適にプレイできます。

Nebula Capsule3の基本情報や使用感については以下の記事でレビューしてますので、本記事では「ゲーム」に関する内容に絞って説明します。

Nebula Capsule 3でゲームをプレイする方法

ゲーム機との接続は簡単で、テレビやモニターに繋ぐ感覚で接続できます。プレイステーションシリーズ、任天堂スイッチ、XboxシリーズなどHDMI端子のある機種は、HDMIケーブルで接続するだけでゲームを楽しめますよ。

ゲームモード搭載

Nebula Capsule3 Laserはゲームモードを搭載しています。ビデオゲームがプレイしやすいように画面輝度を高め、応答時間を高速化。そのかわり、通常時とは色味が変化します。

ゲームモードは「標準」設定と、台形補正ができないかわりにより応答速度が高速の「エクストリーム」設定があります。ゲームモードは標準で十分に速度が速いので、個人的には使い勝手のいいこちらの設定がおすすめです。

ゲームをプレイして感じたメリット、デメリット

よく任天堂スイッチのゲームをプレイしますが、ラグを感じることはありません。スマブラで敵を吹っ飛ばした時の爽快感は大画面では倍増し　アドレナリンが全開になりますよ。

また寝室で寝る前に一人でRPGを楽しんだり、リビングで家族とスマブラをしたりと、モバイル機の特性を活かしていろんな場所でゲームを楽しめるのも魅力の一つに感じてます。

一方、気になる点は以下の通り。

私はスイッチとPS4しかやらないので問題ないですが、PS5やXboxなど4K出力のゲームは解像度をフルHDに落としてプレイすることになります。フルHDの映像は十分綺麗ですが、もしゲーム機のスペックを最大まで引き出したい場合は4K出力のプロジェクターを推奨します。

Nebula Capsule3の応答速度を検証

普段Nebula Capsule3でゲームをしていて、ラグを感じたことはないです。かなり反応速度はいい気がしますが、説明書等に速度の記載が見つけられなかったので、この機会にしっかり調査してみたいと思います。

任天堂スイッチを使い、コントローラーの入力に対する映像の反応速度を比較。

比較条件
①液晶モニター（60Hz）
②Nebula Capsule 3レーザー（標準モード）
③Nebula Capsule 3レーザー（ゲームモード：標準）
④Nebula Capsule 3レーザー（ゲームモード：エクストリーム）

結果をまとめたものが、以下の動画です。

動画で分かるように、エクストリーム設定では、60Hzのモニターとほぼ同じ応答速度であることがわかりました。ゲームモードの標準設定でもほぼ同じくらいの速度が出ていたので、台形補正を使いたい場合こちらの設定もアリです。

逆にゲームモードでない場合はかなり映像が遅延することがわかりました。ゲームをする際は必ず設定を変更しましょう。

Nebula Capsule 3 Laserでゲームを楽しもう

いかがでしたでしょうか。

Nebula Capsule3は入力遅延が少なく、十分にゲームを楽しめるプロジェクターです。ぜひ、大画面でゲームの世界観を隅々まで「体験」してみてください。