【マナーを守って楽しく】キャンプで迷惑にならないプロジェクターの使い方

大自然の特別な雰囲気の中で動画を楽しみたいという要望から、キャンプ用プロジェクター需要が伸びています。

一方キャンプ場は公共の空間なので、プロジェクター使用時は他の人の迷惑にならないよう配慮する必要があります。

だから、あらかじめトラブルになりやすい項目を頭に入れ、事前に対策を考えておくことが非常に重要です。

これらを解説していきますので、ぜひ最後まで読み参考にしてください。

キャンプ場で、プロジェクターが迷惑になる状況

音がうるさい

キャンプでは、都会では味わえない大自然の静けさも醍醐味の1つ。

それなのに、隣のテントからデジタルコンテンツの音が爆音で流れてきたら、とても迷惑でしょう。

キャンプ場はスピーカーやポータブルテレビ、プロジェクターなどの「音が出る機器」の使用をそもそも禁止してる場合や、例えば「よる9時以降は禁止」などのルールを設けている場合もあり、配慮が必要です。

映像が明るい、眩しい

プロジェクターの光は、直接目に入れられないほど眩しいです。

その光が、例えばスクリーンをはみ出して隣のテントを照らしたら、睡眠を妨げてしまうでしょう。

また、例えば薄い布などの即席スクリーンに投影した場合、スクリーンを透過して裏にいる人やテントを照らす可能性があります。

エキサイトしてしまう

大人数でプロジェクターを見て、叫びながら乾杯！

そんなホームパーティーみたいなノリは、キャンプ場ではもちろんアウトです。

大画面で映像を映すと、テンションが上がるのもわかりますが、節度を守って楽しみましょう。

プロジェクターを迷惑にならず使うための対策

キャンプ場により、立地やルールが異なるので、状況に合わせた配慮が求められます。

他の方の気持ちを想像して、嫌に感じるかもと思うことはしない。他の人に迷惑をかけそうな環境なら、使用を諦めるのが基本です。

この基本的な考えのもと、なるべく迷惑にならない使い方を解説していきます。

使用する時間帯に配慮する

屋外で使用する場合は、暗くなり始めの夕方〜午後8時ごろまでがおすすめ。

この時間帯は、まだ他の人も焚き火をしたり、ご飯を食べながら談笑している時間帯です。常識的な使い方なら、プロジェクターを使っても問題ないでしょう。

一方、他の人が寝ているような時間帯は屋外での使用は控えましょう。その時間帯は、テントの中で光の漏れに配慮しつつ使うことをお勧めします。

投影する場所や向きに配慮する

隣のサイトの人が、光や映像の影響を受けないような配置の工夫をしましょう。

また、薄い布の場合は、映像が透ける可能性があります。

この場合反対側の人は、眩しい思いをします。スクリーンを厚手にして透過を防ぐか、透過先に人がいないことを確認しましょう。

音量は必要最低限か、イヤホンを使う

本体から音を出す場合は、プロジェクターを自分の側に置き、音量をなるべく下げましょう。

モバイルプロジェクターの多くは、Bluetooth機能を搭載しているので、一人で視聴する場合はワイヤレスイヤホンがお勧めです。

セッティングをしたら、離れて確認を

プロジェクターをセットしたら、実際に映像と音を出してみます。

その際、音や光が迷惑なレベルでないか、サイトから少し離れて確認しましょう。

おすすめのプロジェクター

筆者はこれまで10機種以上のモバイルプロジェクターを実機レビューしてきました。

その上でキャンプ用のおすすめできる機種は以下の3つです。

機種	おすすめポイント
Nebula Astro	安定のAnkerブランドで、スマホ操作可能
WIMIUS Q2	重さ255g、角度調整スタンド付きで使いやすい
Nebula Capsule3	フルHD、HDR対応の高画質プロジェクター

ポイントは明るすぎないこと。

どの機種も200ANSIルーメン以下で、キャンプ場で使っても他の人に迷惑をかけないくらいの明るさです。

また、どれも片手で持てるサイズ感で持ち運びが簡単。

使いたいタイミングで、さっと取り出して使えます。

まとめ

今回はキャンプ場でプロジェクターを迷惑にならず使う方法を解説しました。

1番重要なのは「他人に迷惑をかけるかも」という前提で、想像力を働かせることです。

大自然でのプロジェクターは特別な体験なので、ぜひマナーを守って楽しんでみてください。

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