モバイルプロジェクターは、外出先で簡単に使えるように軽くて操作性に優れた製品が欲しいですよね。また、外に持ち運ぶ物なので、デザインも重要だと思います。
そこで今回はAnkerの人気プロジェクターブランド「Nebula」シリーズの中で、最も軽量でオシャレなモバイルプロジェクター、Nebula Astroについてご紹介します。
- 唯一無二のデザインと高い携帯性
- クリアなスピーカーサウンド
- Android搭載
- アイガード機能で子供の目を守る
Ankerのプロジェクターの中では、一番価格がお得な製品です。しかし、そのクオリティには妥協がなく、400g以下のコンパクトボディに、モバイル機として求められる機能が的確に詰まっています。
普段のちょっと使いはもちろんのこと、合宿やキャンプ、旅行に持って行けば仲間と盛り上がること間違いなしの製品です。
軽くて使いやすいプロジェクターを探している人におすすめですよ。
映像や音質にこだわるなら、最新機Nebula Capsule3の方がおすすめ!
Nebula Capsuleシリーズの比較は以下の記事
\Nebula Capsuleシリーズ全機種を比較/
Nebula Astroのスペック
製品型番:D2400521 発売日:2020年 税込価格※:34,999円 出力解像度:SD(854×480p) 明るさ:100ANSIルーメン 光源:LED 光源の寿命:30,000時間 投影方式:DLP方式 フォーカス:手動 台形補正:垂直オート/マニュアル、水平マニュアル 100インチ投影距離:308cm スピーカー:3W 騒音:30db以下 バッテリー:動画2.5h 入力:電源(USB-C)、HDMI OS:Android 7.1 Wifi:2.4/5GHz Bluetooth:4.2 重さ:約380g サイズ:91.2×82×89.2mm |
ボール形状のデザインは唯一無二で、特別感があります。
Android OS搭載、バッテリー搭載、スピーカー搭載で、電源をつけるだけでどこでもお手軽に動画を楽しめますよ。
実際の映像と音を確認
100インチでプロジェクターの映像と音を撮影しました。なるべく大画面のデバイスで映像を見ると雰囲気がよくわかると思います。
Nebula Astroの映像をレビュー
100インチの映像で、色味や解像度を徹底的に確認していきます。
画像はタップで拡大できます
明るさの確認
とても明るい部屋
Nebula Astro
少し明るい部屋
Nebula Astro
暗室
Nebula Astro
明るさ100ANSIルーメンの映像は、明るい部屋では厳しい印象。
モバイルプロジェクターは全般的に明所では使うのが難しいので、明るい部屋で使用したい場合は輝度の高い据え置き機を選びましょう。
色味の確認
元画像
Nebula Astro
元画像
Nebula Astro
映像は全体的に元画像より暗めのトーンで、鮮やかさはもう一つ。
しかし、色分けはしっかりできているので、視認しやすい印象でした。
こちらは100インチで投影した結果なので、画面を明るくしたい場合はスクリーンサイズを小さくして画面の輝度を上げると良いでしょう。
解像度の確認
引きで見た場合、小さな文字もしっかり視認できます。映画の字幕やゲームの文字なども問題なく読み取ることができるでしょう。
しかしSD画質なので、文字を拡大するとさすがにドット感を感じます。また中心と画面角では、映像の明るさに少し差があります。この辺りは上位機種と力の差を感じる部分です。
Nebula Astroの音質をレビュー
音質は予想していたよりかなり良くて、ちょっと音楽を聞きたい時のスピーカーとしても使えます。
昼間はスピーカー、夜はプロジェクターなんて使い方ができるわね
ただしスピーカーの出力は3Wで、最大音量は控えめ。
広い部屋での使用には向きませんが、6畳程の部屋や、枕元に置いて使う分には十分です。
Nebula Astroの本体と付属品
箱はこのような感じ。
正面にはレンズと画像のセンサー。フォーカス用のつまみがわきにあります。
側面には排熱口。
背面はリモコンのセンサーと、HDMI、USB-Cの充電口。
USB-C給電なのは偉い!
上面は電源、音量±、Bluetoothモード切り替えのボタン。
底面にはスピーカー口、滑り止めのゴムと三脚用のネジ穴。
丁度りんごくらいのサイズで、重さは380g。
付属品は以下の通り。
リモコン、説明書、充電ケーブル
Nebula Astroの使用感をレビュー
片手に収まる軽さで、持ち運びが簡単
りんごを1つ持ち運ぶような感覚で、気楽に携帯できます。
Nebula Connectというアプリを使えばスマホで操作できるので、外出時にリモコンが不要なのは嬉しいところ。
そのままカバンに入れるとレンズが傷つく可能性があるので、布や袋で保護しつつ持ち運びましょう。
布に包むとおにぎりみたいね
起動時間は36秒
40秒以下の起動時間は、OS搭載機の中ではなかなか早い方です。あとはフォーカスを手動で行えば準備完了です。
垂直台形補正はオート
オートの垂直台形補正は、なかなか高速で動作します。水平方向の補正を行う場合は、オート機能を切って、リモコンによる手動補正に切り替える必要があります。
リモコンはサクサク動く
リモコンの筐体は、モバイル機の最上位機種であるNebula Capsule3Laserに似ています。
動作は結構サクサクで、不満を感じないレベル。初期設定のWiFiパスワードの入力や、Googleアカウントへのログインもストレスフリーでできましたよ。
Nebula Connectというアプリを使えば、Bluetooth接続によりスマホをリモコン代わりにできます。旅行の際に持ち物を減らすことができるのはありがたいですね。
ファンの音は静か
本体がコンパクトなだけあり、排気ファンの音は非常に静か。スペックでは騒音30dB以下と記載があり、これは鉛筆の筆記音より静かな音です。
騒音に敏感な人でも安心だわ
Android搭載で動画を楽しめる
Android OSを搭載しているので、WiFiでインターネットに接続するだけでYouTubeやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用することができます。
WiFiの無い環境でも、スマホとのテザリングでネットに繋ぐことができるので、外出先でも使用できますよ。
スマホの映像をワイヤレスで映せる
プロジェクターとスマホを同じWifiに繋げば、スマホの映像を共有できます。iPhone、Androidともにアプリ不要で、スマホのキャストアイコンから、Nebula Capsuleを選択すればOKです。
ゲームは快適に楽しめる
筆者は任天堂スイッチでスマブラをプレイしてましたが、動作はサクサク。
応答速度の検証として、任天堂スイッチのスマブラで、ボタンの入力から技が発動するまでのスロー映像を60HzのPCモニターと比較。その結果、PCモニターに対し、Nebula Astroは0.1秒程映像が遅れていました。※スロー映像を目視で確認した結果なので、あくまで参考までに。
ネットゲームガチ勢の方はモニターを使った方がいいと思いますが、普通にゲームする分には全く問題ないです。
例えば友人と大人数でゲームをする際、プロジェクターを使えば視認性が上がり、そして何よりも盛り上がります。ゲームの驚きと感動は大画面で倍増しますので、ぜひゲーム好きの方こそプロジェクターを使ってみて欲しいです。
天井投影が簡単
本機は天井に向けて寝かせることができるので、天井投影が簡単。
ただし、寝かせている間は背面の給電口が塞がるので、充電しながらは使えないてんは注意です。
アイガード機能で子供も安心
前方の障害物を完治して映像を止める、アイガードモードを搭載。これにより、例えば子供が映像を覗き込み、目にダメージを負うような事態を避けられます。
センサーの感知距離は、20cm、40cm、60cmから選択します。センサーの距離より遠くから覗き込んだ場合は、映像が止まりませんので注意してください。
Nebula Astroメリットデメリット まとめ
2024年現在、映像の美しさを求めるなら、最新機Nebula Capsule3がおすすめです。
画質よりも外出時の携帯性や、価格を重視する場合は、このNebula Astroは良い選択肢になると思います。筆者はこれまで7台以上のモバイルプロジェクターを評価してきましたが、軽さと使いやすさはトップクラスであることは保証します。
また、人を感知して映像を止めるアイガード機能を搭載しているので、子供がいる家庭にもおすすめ。
ぜひNebula Astroを使って、おうち時間も外での時間も、今より楽しく充実させてみてはいかがでしょう。
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