ミニマリストの間で、テレビを手放してプロジェクターで生活してる人が増えてるって聞いたわ
今度引っ越すんだけど、どっちで映像を楽しんだらいいかしら
それはライフスタイルによるね
個人的にはプロジェクター派かな
今回は、プロジェクター使用歴10年の筆者が、プロジェクターとテレビのメリットとデメリットを紹介します。
おそらく本記事を読まれる方はテレビの買いかえや引越しのタイミングで、「TVを手放してのプロジェクター」という選択肢に悩んでいる人だと思います。
あらかじめ言っておくと、プロジェクターは人を選ぶ製品です。あわない人が買うと、ほとんど起動しない可能性もあります。
しかし、ライフスタイルにマッチする人には、テレビより素晴らしい商品です。
本記事を読むことで、TVと比較したプロジェクターの特徴が明確になり、後悔しない機器選びができます。
ぜひ、記事を読んで参考にしてください。
\おすすめプロジェクター8選はこちら/
テレビとプロジェクターの特徴
テレビ | プロジェクター | |
---|---|---|
起動の速さ | ||
画面サイズ | ||
明るい部屋での見やすさ | ||
コンパクトさ | ||
設置性 |
テレビは起動が早く、明るい部屋でもみやすいのが特徴です。1日に、何度もつけたり消したりする人や、作業をしながらの「ながら見」に向いてます。
プロジェクターは大画面で迫力のある映像がみられるのが特徴。部屋を暗くするため、集中して映像をみたい人に適しています。また、NHK受信料を支払わなくてよいので、節約したい人にもおすすめです。
得意ジャンル
次に映像のジャンルごとに、どちらが適しているか考えてみます。
大まかな分類としては、
テレビ → 情報収集、ながら見
プロジェクター → エンタメ
に向いています。
例えばニュースを見る場合、目的は情報収集のためテレビが適しています。また、ご飯を食べながらみる時も、明るい部屋で使えるテレビが有利です。
一方アニメ、映画、スポーツなどの「エンタメ」は大画面で魅力が引きだされるプロジェクターが向いています。
テレビ (情報収集、ながら見) | プロジェクター (エンタメ) | |
---|---|---|
ニュース | ||
バラエティ番組 | ||
スポーツ | ||
ドラマ | ||
音楽ライブ | ||
映画 | ||
アニメ |
テレビがマッチする人
テレビがマッチする人は、TV番組をたくさん見る人です。
✔︎朝、出かける前にニュースを見る。
✔︎バラエティー番組を見ながら家族でご飯を食べる。
✔︎ドラマをリアルタイムで追いかけている。
✔︎テレビをつけたり消したりする回数が多い
BGMの代わりのように、TVを常につけている方も多いのではないでしょうか。このような人は、プロジェクターではなく、TVが向いています。
プロジェクターがマッチする人
プロジェクターがマッチする人は、時間にメリハリをつけてエンタメを楽しみたい人です。
✔︎TV番組をそこまで見ない
✔︎情報収集は、スマホで十分と感じている
✔︎動画配信サービスをよく使う
✔︎メリハリをつけ、集中してエンタメを楽しむ
プロジェクターは部屋を暗くしないといけないので、ながら見ができず、TV番組の視聴には適しません。
その一方、時間にメリハリをつけて、全力でエンタメ作品を楽しみたい人にはマッチします。他の作業ができない暗い部屋は、無心で映像に集中できる環境なので、メリットに捉えることもできます。
プロジェクターはピンキリですが、フルHD、OS/スピーカー搭載で3万円前後で購入できるものもあります。
筆者おすすめの最強プロジェクターは以下の記事で解説してるので、ぜひご覧ください。
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筆者がプロジェクターを推す理由
TVとプロジェクターにはそれぞれの良さがありますが、筆者がプロジェクターを推す理由を3つ解説していきます。
かなり個人的な意見ですが、ご自身の考えと比べてみてください。
スマホ(PC・タブレット)の存在
これが最大の理由です。
昔はTVや新聞が情報源でしたが、今はインターネットで自分から情報をとりにいく時代です。
自分の好きなタイミングで情報にアクセスできるスマホの存在によって、TVの持っていた役割は代替されつつあるように感じます。
TVができることは、スマホでできてしまう。
ニュースも見れるし、動画を「ながら見」して料理もできるよね。
一方で、スマホが普及した現代だからこそ、明確に役割の違う「プロジェクター」が魅力を持っているというのが筆者の考えです。
迫力がいらないコンテンツはスマホで十分。
思いっきり映像を楽しみたい時はプロジェクターを使うってわけね
将来性
TVモニターのメリットはTV番組を見やすいことですが、筆者はそもそもTVコンテンツの将来性に疑問に感じてます。
TV番組の制約
・時間の制約(放送時間が決まっている)
・内容の制約(大衆向け。クレームNG)
・CMの存在(スポンサーにより番組が成り立つ)
スポーツ中継やニュース等リアルタイムで見る意味のあった内容すら、ネットで視聴できる時代です。テレビはそのあり方を問われる分岐点に立っていると思います。
一方、ここ10年のネット普及により、動画配信サービスは爆発的な成長を遂げてきました。好きな時間に、自分に合ったコンテンツを選んでみるのは当たり前で、今後もその流れは加速していくでしょう。
筆者は、自由な楽しみ方のできる「動画配信サービス」に将来性を感じており、その魅力を最大限引き出すためにはスマホ+プロジェクターの使い分けが最適解だと考えています。
受信料の価値
TVを持っているとNHKの受信料の支払い義務が発生します。NHKの受信料は年契約で約14000円程、月払いだと約1300円です。
TVが情報源だった昔はこの価格は問題なかったと思います。しかしAmazonのPrimeビデオが月500円以下、YouTube無料、ネットニュースが無料の時代に、この受信料は価格に見合う価値があるでしょうか。
年間14000円でも、人生100年時代と考えると、140万円です。(乱暴な計算ですが)
旅行に5、6回行った方が良いのではないでしょうか。
テレビを手放してプロジェクターにすることで、今後の人生は受信料を支払う必要がなくなります。
筆者はNHKを解約して3年になりますが、TV番組が見れないことを不便に感じたことがありません。誇張ではなく、自分でもびっくりするくらい後悔したことがないです。
よくよく考えると、TVで「ながら見」した情報って覚えてないわね・・
先週見たクイズ番組の内容とか、全く覚えてないわ
確かに
興味を持って自分から取りに行った情報以外は残らないってことかもね
みなさんの生活にそもそもTVが必要か?という問いを、考えてみてはいかがでしょうか。
大型テレビはプロジェクターの代わりになる?
考えたんだけど、大きいテレビを買えば、プロジェクターはいらないんじゃない?
TVも見れるし、映画も大迫力で楽しめる!
TVを大画面にするのは、結構大変だよ
筆者は20インチから120インチまでの画面を体験したことがありますが、迫力を実感できるのは80インチ以上だと感じてます。80インチ以上の画面が目の前を覆うことで、その世界に入り込んだような非日常の臨場感を感じられます。
しかし80インチ以上のテレビを購入しようとした場合、以下のような問題が発生します。
・価格が高い
激安のモデルで20万円〜のイメージです
・場所をとる
サイズ大きく場所をとります。
・重い
モデルによるが、40kg程のイメージ。壁掛けが難しい。
このように、TV画面のサイズを大型化するのはなかなか大変です。
一方プロジェクターは80インチどころか、100インチ以上も簡単にで実現できます。
「大画面を楽しむ」という目的では、やはりプロジェクターがおすすめです。
初心者におすすめのプロジェクターは?
エントリーグレードでのおすすめは、ETOEのD2Proです。
Amazonで2万円台※で買えて、ホームシアターを始めるために必要な条件が全て揃っています。※2023年、9月10日地点の価格です
- フルHD
- 明るさ400ANSIルーメン
- Android OS内蔵
電源をつけて、wifiに繋ぐだけで簡単にホームシアターを始められます。
安いのに画質も良く、おすすめできるコスパのいい製品です。
これより安い1万円のプロジェクターも試したことがありますが、画質は価格なりでした。筆者としては、このD2Proが画質にも満足できる最低ラインの商品かと思ってます。
こちらの記事で、おすすめのプロジェクターを紹介しているので参考にしてください。
\おすすめプロジェクター8選はこちら/
\30機種以上の画質を比較/
プロジェクターでテレビは見れる?
では逆に、プロジェクターでTVは観れるの?
工夫すれば見れるよ
プロジェクターは部屋を暗くしないといけないため、テレビモニターと同じ感覚での「ながら見」には適しません。よって従来と同じように、気楽にTV番組を見たいと思っている人にはお勧めできません。
一方で、ドラマやスポーツなどの番組を週に数回ほど大画面で見たい人には、プロジェクターでTV番組をみる選択肢はありだと思います。
プロジェクターでTV放送を見るための方法は主に2つあるので紹介します。
TVerアプリを使う
1つ目は、TVerなどの見逃し配信アプリを使う方法です。
TVerを使えば、民放テレビ局で放送された番組の中から、一部の番組を一定期間内無料で視聴できます。
Androido OSが搭載されているプロジェクターでは、アプリをインストールすれば機能を使えます。
OSが内蔵されていないプロジェクターでも、Fire TV Stickなどのストリーミングデバイスを用意することで使用できるようになります。
テレビチューナーを使う
テレビチューナーとプロジェクターを繋ぐことでプロジェクターでテレビが見れます。
この場合チューナーからテレビアンテナに繋ぐアンテナケーブル(テレビ線)、チューナーとプロジェクターを繋ぐHDMIケーブルが必要になります。
配線は、以下のようなイメージ。
コンパクトなTVチューナーは以下。
また、TVチューナーをBDレコーダー内蔵型のものにすれば録画やBDの再生を行うこともできます。
「プロジェクターとテレビどっちがいいか」のまとめ
今回はテレビとプロジェクターの特徴を比較しました。
それぞれ一長一短がありますが、スマホが普及している昨今は、テレビの役割が中途半端になっているように感じます。その一方で、「大画面の映像体験」という明確な強みのあるプロジェクターの魅力が増していると個人的には感じてます。
ぜひ、TVかプロジェクターか悩んでいる方は、今後のライフスタイルを想像して、機器を選んでみてください。
\おすすめプロジェクター8選はこちら/